くるくる巻いて、ぎゅっとつまんで。こだわりの材料展でペーパークイリング体験
2026年9月12日/13日の2日間、高円寺&tenna(アンテナ)にて開催された「 こだわりの材料展 vol.9」。全国から集まる作家さんの作品や材料販売、ワークショップなど「ものづくり」を楽しむことが出来る、ある・みるメディア主催のイベントです。
今回はイベントで開催された、ペーパークイリングのワークショップのレポートです。ペーパークイリング初挑戦でドキドキの様子をお届けします!
ペーパークイリングって?
ペーパークイリングとは、細長くカットした紙を使ったペーパーアート。棒状の専用の用具の先にカットした紙をくるくると巻きつけて作った渦巻き状のパーツを組み合わせたり、形を整えてモチーフや模様を表現する手芸のジャンルのひとつです。
講師を務めるのはハンドメイドユニットÉclats Bleus(エクラブル)にも参加している唐沢美佳さん。1Fフロアでエンジェルスイヤリングとして出展もしていらっしゃいました。
素材から広がるものづくり。「こだわりの材料展 vol.9」開催レポ
https://arumiru.com/post/1007
ワークショップは会場の2Fフロア。
特設のテーブルには材料と道具がひと揃えになっています。
こちらでペーパークイリングのパーツを使って彩る、卓上のシャンデリア風のオブジェを作ります。



こちらは最後に取り付ける真鍮パーツとスタンド。
1Fフロアで出展していた真鍮産材屋さんの素材を使っています。

材料は細長く切られた紙。色とりどりの中から好きな色を選びます。
幅は3mmで、ペーパークイリングをするにはベーシックな幅とのこと。手に取ると細さが際立ち、初心者の自分では千切ってしまうのではないかと少しだけ緊張しました。

濃い目のピンク色を選びました。まずは練習で、パーツをひとつ作ってみます。
紙を半分に折り、それに沿ってカット。

使うのはこの棒状の道具。ペーパークイリングバー、と呼ばれています。ペンのような形で、先端が割れていてそこに紙の端をひっかけるようにくるくると紙を棒に巻きつけます。

ずれないよう、ゆっくりとまっすぐ巻いていきます。

巻いたらゆっくり棒から外し、円定規の10mmのところへ丁寧に置いて渦の大きさを定めます。

大きさが変わらないようにピンセットで持ち上げ、接着剤で渦の一番外側の端を留めます。
接着剤は少ししか使わないので、シリコンシートに出して爪楊枝を使って貼ると、はみ出すこともなく簡単に貼れました。

渦の端が固定できたら、もう一度渦の中央にバーを差し込み、きれいに巻きなおします。
これでベースになる丸いパーツの出来上がり。
これだけでなんだかかわいい。

この渦状のパーツがペーパークイリングの基本のパーツとのこと。
この渦をつまんだり組み合わせたりして様々なパーツを形作ることが出来るのです。

今回はハート型のパーツを作るので、渦の中心を押さえて片側に寄せ、渦を寄せた反対側をつまんで潰します。
恐る恐る優しくつまんでいると、「もっと強くぎゅっとして大丈夫ですよ!」と唐沢さん。
ぎゅっと潰すとハートの片割れが出来ました。

同じ要領でもうひとつパーツをつくります。
最初より少しだけコツがわかってきましたが、やっぱり最後のぎゅっとが難しい。筆者は思い切りが少々足りないようです。
出来た片割れ同士を接着剤でくっつけます。この時も楊枝を使い、はみ出さないように。
これでハートのパーツが出来上がり。

さて、次は本番。ハートのパーツを全部で4つ作ります。片割れをそれぞれ別の色にしてもOKとのことだったので、
白×水色
白×ピンク
の配色で2つずつ作ることにします。
手の動かし方に慣れてきたからといって、焦って作らず最初の丁寧さを忘れずに。
丁寧さと思い切り……丁寧さと思い切り……
と心で念じながらパーツを作っていきます。
出来上がりがこちら。
パーツの段階でとても可愛く出来た気がして大満足です。

出来たパーツを取り付ける前に、細かい部分を唐沢さんがお直ししてくれ、パーツの形を維持するためのニスも塗ってくれました。

パーツに丸カンを付けます。

4つのパーツに丸カンを付けたらほぼ完成。
シャンデリアにあらかじめつけられたフックに丸カンを引っ掛けます。
かわいい!

これで完成ではなく、もうひと手間。
シャンデリアのトップに付ける真鍮製のプレートに、好きな文字を自分で刻印します。
プレートは株式会社 美徳(よしとく)製作のパーツで、ご厚意によって実現したコラボレーションとのこと。ミルククラウンを上から見たような美しいデザインです。
ペーパークイリングだけではなく、刻印の体験も含まれているとは嬉しい驚き。自分で刻印を施すのも初めての体験です。

好きな文字を5文字程度で、と言われたので咄嗟に思いつかず「WISH」に。
願い、良いかも。と思ったのですが少しロマンチック過ぎたかもしれません。
プレートを固定して、アルファベットのスタンプのようになっている硬い金属製の判子のようなものをゴムハンマーで打ち付けます。



これもなかなか難しい……!途中で判子を外すことが出来ないので、どれくらいの力でどのくらい叩けば刻印できているのかがわかりにくい。

判子もちゃんとまっすぐ並べているつもりだったのですが、思ったよりもガタついてしまいました。
しかし初体験なので、これはこれで味があり、見ようによってはちょっとふわふわ文字が浮いているようで可愛く感じてきたのでOK。

プレートを取り付けてもらって完成です!

初めてで緊張しましたが、楽しみながら可愛く仕上がったのでとても満足。
ちなみに自宅へ持ち帰ったあと、我が家の玄関を彩ってくれています。
体験の記念にこんな可愛らしいカードもプレゼントしていただきました。ペーパークイリングを使ったお花がとっても華やかです。

お持ち帰り用の紙袋にもさりげなくペーパークイリングの飾りが付けられていて、唐沢さんのこだわりを感じます。

以前開催したPOPUPで、今回の講師の唐沢さんにご自身の作品についてお話を伺いましたので、こちらもぜひご覧ください👇
“巻く”ことで生まれる新たな素材表現。Éclats Bleus唐沢美佳が挑んだ「錫(すず)クイリング」
エンジェルスイヤリング
Instagram:https://www.instagram.com/fuchsia0711/
株式会社 美徳
Instagram:https://www.instagram.com/yoshitoku.works/
