2026年4月に美術館で開催されるイベント情報です。
※予定は変更される場合がありますので、足を運ぶ際は事前に調べてからご来場下さい。
目次
- 1.●北海道地方
- 2.●東北地方
- 3.京都 大原に生きた画仙人 小松均展─自然をまなざす(山形県)
- 4.●関東地方
- 5.潮田登久子写真展「マイハズバンド」(東京都)
- 6.伊万里・鍋島に映った四季― 和の意匠 ― 展(東京都)
- 7.太刀掛秀子展~『りぼん』70’s おとめチック☆エポック~(東京都)
- 8.再訪 日本の映画ポスター芸術(東京都)
- 9.サンリオ展 FINAL ver. ニッポンのカワイイ文化60年史(東京都)
- 10.ウジェーヌ・ブーダン展(東京都)
- 11.建物公開2026 アニマルズ in 朝香宮邸(東京都)
- 12.写真と映像でつむぐ、永遠のハーモニー KAGAYA 天空の歌(神奈川県)
- 13.神邊コレクション受贈記念 よみがえる浮世絵スピリット ─明治の開化絵から新版画まで─(東京都)
- 14.前田育徳会創立百周年記念 特別展「百万石!加賀前田家」(東京都)
- 15.特別展 中国宋・元・明時代の漆器-和の漆器や香道具とともに(東京都)
- 16.歌川広重「名所江戸百景」 最後の挑戦(東京都)
- 17.生誕100年 森英恵 ヴァイタル・タイプ(東京都)
- 18.●中部地方
- 19.今村遼佑 残響と余白のなかで(岐阜県)
- 20.Abstract Resonance 桃紅に聴く(岐阜県)
- 21.杉山明博追悼展木とわたし ―木工の妙技と美術教育(静岡県)
- 22.所蔵企画展 造形の探求特集展示 大沼映夫 試行と創造の軌跡(愛知県)
- 23.●近畿地方
- 24.Ukiyo-e猫百科 ごろごろまるまるネコづくし(京都府)
- 25.スウェーデン・テキスタイル展(兵庫県)
- 26.特別展 住友財団文化財維持・修復事業助成の成果 文化財よ、永遠に2026 (京都府)
- 27.ブロンズギャラリー 中国青銅器の時代(京都府)
- 28.特別展 神仏の山 吉野・大峯―蔵王権現に捧げた祈りと美―(奈良県)
- 29.ヨゼフ・ラダ展(兵庫県)
- 30.大どろぼうの家はどんな家?大どろぼうって誰なんだろう?「大どろぼうの家」(京都府)
- 31.特別展 「小泉八雲―怪談とフォークロリストのまなざし―」(大阪府)
- 32.〈開館60周年記念〉 特別企画展(第2回現代作家展)竹内浩一 風が迎えて(京都府)
- 33.●中国地方
- 34.特別展 ロートレックとミュシャ パリ時代の10年(広島県)
- 35.生誕150周年 アルベール・マルケ展(広島県)
- 36.ポップ・アート 時代を変えた4人(鳥取県)
- 37.●四国地方
- 38.所蔵作品展 2026年度Ⅰ「目は口ほどに」(徳島県)
- 39.特別展 極・写実−ホキ美術館ベストセレクション(香川県)
- 40.●九州地方
- 41.漆にみる宙 井川健・下条華子――2人の漆作家と宙漆プロジェクト(熊本県)
- 42.第1期コレクション展(宮崎県)
●北海道地方
北海道地方(北海道)の美術館でのイベント情報一覧です。※2026/3/12調べ
開催予定なし
●東北地方
東北地方(青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県)の美術館でのイベント情報一覧です。※2026/3/12調べ
京都 大原に生きた画仙人 小松均展─自然をまなざす(山形県)
開催日:2026年4月3日(金)~2026年5月24日(日)
場所:山形美術館(山形県山形市大手町1-63)
山形県出身で「画仙人」と称された孤高の画家、小松均の画業を辿る25年ぶりの大回顧展です。京都・大原での自給自足生活から生まれた、力強い墨線が画面を埋め尽くす圧倒的な大作や、身近な動植物への慈しみ溢れる作品など、初期から晩年までの約130点が一堂に集結。自然の精神までも描き尽くそうとした魂の表現は、観る人の心に深く響きます。
●関東地方
関東地方(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)の美術館でのイベント情報一覧です。※2026/3/12調べ
潮田登久子写真展「マイハズバンド」(東京都)
開催日:2026年4月1日(水)~2026年6月30日(火)
場所:FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)(東京都港区赤坂9-7-3)
40年もの間、眠っていた家族の日常が写し出された写真展です。桑沢デザイン研究所で学んだ潮田登久子が、1979年から古い洋館で過ごした夫と娘との日々を淡々と記録。2022年に写真集として結実し、国内外で再評価を得た珠玉の作品約30点が並びます。どこか非現実的で懐かしい、写真の本質に触れるひとときをぜひ会場で体感してください。
伊万里・鍋島に映った四季― 和の意匠 ― 展(東京都)
開催日:2026年4月3日(金)~2026年6月21日(日)
場所:戸栗美術館(東京都渋谷区松濤1-11-3)
17世紀に誕生した伊万里焼と鍋島焼。本展では、四季の草花や壮大な自然を描いた「和様の意匠」に焦点を当て、館蔵の銘品約80点を展示します。中国の陶磁器や画譜の影響を受けつつも、日本独自の感性で昇華された独創的なデザインの数々。絵画や着物の図案など多岐にわたるイメージの源泉を探りながら、深化を遂げた日本の美意識と職人の技を存分にご堪能ください。
太刀掛秀子展~『りぼん』70’s おとめチック☆エポック~(東京都)
開催日:2026年4月4日(土)~2026年6月28日(日)
場所:弥生美術館(東京都文京区弥生2-4-3)
『りぼん』創刊70周年を記念し、70年代後半の“おとめチック”ブームを牽引した漫画家・太刀掛秀子の原画展が初開催されます。繊細なタッチとドラマチックなストーリーで読者を魅了した名作の数々から、これまで門外不出だった貴重な原画を初公開。あわせて陸奥A子や田渕由美子の作品も展示され、当時の乙女心を揺さぶった美しい世界観に浸れる、ファン垂涎の展覧会です。
弥生美術館
再訪 日本の映画ポスター芸術(東京都)
開催日: 2026年4月7日(火)~2026年7月26日(日)
場所:国立映画アーカイブ(東京都中央区京橋 3-7-6)
宣伝用から自立した「グラフィック作品」へと変容を遂げた、日本の映画ポスターの歩みを辿る展覧会です。粟津潔や横尾忠則ら新世代デザイナーが台頭した60〜80年代の作品を中心に、貴重な90点以上が集結。ジャンルを超えた才能が交差し、映画の魅力を独創的に表現したポスター群は、まさに一つの映画芸術です。スクリーンの外で輝きを放つ、デザインと映画の豊饒な結節点をぜひ会場で体感してください。
サンリオ展 FINAL ver. ニッポンのカワイイ文化60年史(東京都)
開催日:2026年4月9日(木)~2026年6月21日(日)
場所:森アーツセンターギャラリー(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 52F)
サンリオ創業60周年を記念し全国を巡回してきた「サンリオ展」が、新コンテンツと共に六本木へ凱旋!60年を超える歩みの中で、いかにして「カワイイ」が世界共通語へと成長したのか。その裏にある熱い想いを、貴重な原画や商品を通じて紐解きます。サンリオが築き上げたカワイイ文化の深淵を全身で体感できる、世代を超えて楽しめる圧倒的なボリュームの展覧会です。
ウジェーヌ・ブーダン展(東京都)
開催日2026年4月11日(土)~2026年6月21日(日)
場所:SOMPO美術館(東京都新宿区西新宿1丁目26-1)
「印象派の先駆者」ウジェーヌ・ブーダンの、国内では約30年ぶりとなる待望の展覧会です。ノルマンディーの空や海、光の移ろいをとらえた瑞々しい色彩の作品約100点を展示。若き日のモネに戸外制作を教え、印象派誕生のきっかけを作った彼の功績を辿ります。代表的な海景画に加え、人物や建築をモチーフにした作品も紹介。フランス近代風景画の発展に寄与したブーダンの真髄に迫ります。
建物公開2026 アニマルズ in 朝香宮邸(東京都)
開催日:2026年4月11日(土)~2026年6月14日(日)
場所:東京都庭園美術館(東京都港区白金台5-21-9)
1933年に竣工した旧朝香宮邸(現・東京都庭園美術館)の魅力を「動物」をテーマに探る展覧会です。アール・デコ様式の内装に隠れた動物モチーフや、宮邸時代に実際に飼われていた動物たちの資料を紹介。新緑の庭園を望みながら、当時の家具や調度品で再現された邸宅の雰囲気を楽しめる貴重な機会です。唯一無二の装飾空間で、往時の優雅な暮らしと動物たちの関わりに思いを馳せてみませんか。
写真と映像でつむぐ、永遠のハーモニー KAGAYA 天空の歌(神奈川県)
開催日:2026年4月11日(土)~2026年5月31日(日)
場所:そごう美術館(神奈川県横浜市西区高島2-18-1 そごう横浜店 6階(横浜駅東口))
星空写真家・KAGAYAによる展覧会第3弾が開催されます。SNSフォロワー100万人超、小惑星にその名が刻まれるなど天文普及に尽力する彼の、最新作を含む美しい星空写真が一堂に会します。教科書にも採用される精緻な描写と、プラネタリウム映像制作で培われた壮大な世界観が融合。天空が奏でる一瞬の輝きと宇宙の調和を、圧倒的な没入感とともにぜひ会場で体感してください。
神邊コレクション受贈記念 よみがえる浮世絵スピリット
─明治の開化絵から新版画まで─(東京都)
開催日2026年4月12日(日)~2026年6月21日(日)
場所:東京富士美術館(東京都八王子市谷野町492-1)
江戸から続く浮世絵が、明治の近代化という逆境をいかに乗り越え「新版画」へと進化したかを辿る展覧会です。文明開化を描いた開化絵から、文芸誌を彩った華やかな木版口絵、そして渡邊庄三郎による革新的な新版画まで、神邊一善氏の旧蔵品を中心に近代木版画の軌跡を検証します。伝統技術と新たな美意識が融合し、継承される「浮世絵スピリット」の真髄を会場でじっくりとお楽しみください。
前田育徳会創立百周年記念 特別展「百万石!加賀前田家」(東京都)
開催日:2026年4月14日(火)~2026年6月7日(日)
場所:東京国立博物館 平成館1~4室(東京都台東区上野公園13-9)
加賀百万石の礎を築いた前田家の文化財を保存する「前田育徳会」の創立百周年を記念した大規模展です。歴代当主の足跡とともに、国宝・重要文化財を含む伝来品の全貌を公開。東京では半世紀ぶりとなる貴重な機会で、城下町金沢で育まれた高度な技術や美意識が一堂に会します。壮大な文化事業が守り伝えてきた、今なお色褪せない加賀文化の美の真髄をその目で確かめてください。

引用:公式HPより
特別展 中国宋・元・明時代の漆器-和の漆器や香道具とともに(東京都)
開催日:2026年4月14日(火)~2026年6月28日(日)
場所:大倉集古館(東京都港区虎ノ門2-10-3)
八千年の歴史を持つ中国漆器。本展では宋・元時代を中心とした、研究上も極めて貴重な漆器54点を公開します。超絶技巧が施された逸品から簡素な美まで、希少な名品の数々が一堂に会するまたとない機会です。第2章では、大倉集古館が所蔵する大倉家ゆかりの手箱や香道具など、和の漆器約30点も合わせて紹介。悠久の時を超えて受け継がれてきた、日中の漆工芸の粋を存分にご堪能ください。
歌川広重「名所江戸百景」 最後の挑戦(東京都)
開催日:2026年4月15日(水)~2026年6月14日(日)
場所:太田記念美術館(東京都渋谷区神宮前1-10-10)
江戸時代後期、名所絵で一世を風靡した歌川広重。彼の生涯最大の連作「名所江戸百景」全120点を、約8年ぶりに一挙公開する展覧会です。大胆な構図や斬新な視点で江戸の世相を捉えた本作には、広重の旺盛な創意が凝縮されています。名所絵の枠を超えた表現の革新と、晩年にたどり着いた境地を読み解く貴重な機会。世界を魅了した傑作の圧倒的なパワーを、ぜひ会場で体感してください。
生誕100年 森英恵 ヴァイタル・タイプ(東京都)
開催日:2026年4月15日(水)~2026年7月6日(月)
場所:国立新美術館(東京都港区六本木7-22-2)
パリ・オートクチュール初の東洋人会員として世界を牽引した森英恵の、生誕100年を記念した没後初の回顧展です。戦後の新しい女性像を体現し、NYデビューを経て世界を舞台に活動した彼女のものづくりの全貌に迫ります。初公開を含むドレスや資料など約400点を展示。デザイナーとしての足跡に加え、その創造の根幹と美の軌跡を紐解く貴重な機会です。伝説の真髄をぜひ会場で体感してください。
●中部地方
中部地方(新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県)の美術館でのイベント情報一覧です。※2026/3/12調べ
今村遼佑 残響と余白のなかで(岐阜県)
開催日:2026年4月3日(金)~2026年6月20日(土)
場所:岐阜現代美術館(岐阜県関市桃紅大地1番地(鍋屋バイテック会社 関工園内))
日常の断片を繊細なインスタレーションで表現する今村遼佑の、美術館初となる個展です。コンサートホールとして建てられた会場の特性を活かし、ピアノの調律音と環境音を融合させた新作を中心に構成。微かな光や音、空間に漂う詩情を通じて、日常と表現の境界を揺さぶるような静かな体験を届けてくれます。音が消えた後の「残響」や、言葉にならない「余白」をじっくりと味わえる展示です。
Abstract Resonance 桃紅に聴く(岐阜県)
開催日:2026年4月3日(金)~2026年6月20日(土)
場所:岐阜現代美術館(岐阜県関市桃紅大地1番地(鍋屋バイテック会社 関工園内))
書を超越した抽象表現の先駆者、篠田桃紅の作品を「音楽」という新たな視点から紐解く企画展です。即興演奏のような緊張感を孕む墨の一筆や、音の余韻のように広がる金銀の輝きなど、彼女の表現に潜むリズムや「間」に着目。視覚と聴覚が交差するような展示構成を通して、静寂の中に響く感情の震えや、目に見えない気配としての「音楽」を体感できる、桃紅芸術の真髄に迫る内容となっています。
杉山明博追悼展木とわたし ―木工の妙技と美術教育(静岡県)
開催日:2026年4月3日(金)~2026年9月1日(火)
場所:ベルナール・ビュフェ美術館(静岡県長泉町東野515-57)
昨年逝去された造形家・杉山明博氏の功績を辿る追悼展です。「遊びと学びは一体」という信念のもと、独自の木工技術で生み出された創意工夫あふれる作品が一堂に会します。かつて同館の館長も務め、静岡を拠点に全国の教育現場で木育の重要性を説き続けた彼の情熱に触れられる貴重な機会。木の手触りを感じるような温かみのある展示を通じ、現代における美術のあり方を再考させてくれます。
所蔵企画展 造形の探求特集展示 大沼映夫 試行と創造の軌跡(愛知県)
開催日:2026年4月5日(日)~2026年6月28日(日)
場所:メナード美術館(愛知県小牧市小牧五丁目250番地)
作家たちが古今東西の表現と向き合い、新たな「かたち」を創造するまでの思考の軌跡を辿るコレクション展です。同館が所蔵する近現代の西洋絵画や日本洋画を中心に、造形探求の背景を紐解きます。また今回は、人物像をモチーフに表現様式を変化させ続ける作家・大沼映夫氏を特集。一つ一つの「かたち」に帰結するまでの着想や背景に触れながら、美術作品が持つ奥深い魅力を再発見できる展示です。
●近畿地方
近畿地方(三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)の美術館でのイベント情報一覧です。※2026/3/12調べ
Ukiyo-e猫百科 ごろごろまるまるネコづくし(京都府)
開催日:2026年4月4日(土)~2026年5月10日(日)
場所:美術館「えき」KYOTO(京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町ジェイアール京都伊勢丹7階隣接)
近世から現代まで続く猫ブームを背景に、浮世絵版画に描かれた猫たちの姿からその生態や歴史を紐解く展覧会です。平安時代の文学から江戸時代の浮世絵まで、美術界で愛されてきた猫の魅力を紹介。特に猫好き絵師・歌川国芳の作品などを通じ、単なる「可愛さ」に留まらない、ハンターとしての習性や人間との深い関わり、そして猫がいる社会の奥深さを描き出します。
スウェーデン・テキスタイル展(兵庫県)
開催日:2026年4月4日(土)~2026年6月28日(日)
場所:西宮市大谷記念美術館(兵庫県西宮市中浜町4-38)
北欧デザインのなかでも、独自の発達を遂げたスウェーデン・テキスタイルの歴史と変遷を辿る展覧会です。長く厳しい冬を室内で豊かに過ごすために生まれたテキスタイルは、豊かな自然や伝統を背景に、大胆な色彩と抽象的な美しさを併せ持っています。これまで日本で紹介される機会の少なかった希少な作品を含む約250点の資料を通し、デザインに込められた物語と北欧のライフスタイルの魅力を紐解きます。
特別展 住友財団文化財維持・修復事業助成の成果 文化財よ、永遠に2026
-次代につなぐ技とひと(仮)(京都府)
開催日:2026年4月4日(土)~2026年6月28日(日)
場所:泉屋博古館(京都府京都市左京区鹿ヶ谷下宮ノ前町24)
住友財団の文化財維持修復事業助成35周年を記念し、修理を経てよみがえった文化財を紹介する展覧会です。過疎化や担い手不足など、文化財を取り巻く厳しい現状のなか、伝統と最新技術を尽くして次世代へ宝を繋ぐ「修復」の意義と人々の努力に光をあてます。効率性が重視される現代社会において、手間を惜しまず最善を尽くす修理技術の重要性と、文化財を継承する責務を改めて問い直す貴重な機会です。
ブロンズギャラリー 中国青銅器の時代(京都府)
開催日:2026年4月4日(土)~2026年7月31日(金)
場所:泉屋博古館(京都府京都市左京区鹿ヶ谷下宮ノ前町24)
殷周時代の高度な鋳造技術による、奇想天外な造形と複雑怪奇な文様が特徴の青銅器を紹介する展覧会です。実在の動物や龍、饕餮(とうてつ)といった想像上の獣など、神秘的なモチーフを埋め尽くす「螺旋」の地文に着目。呪術的なエネルギーと変幻自在のリズムが生み出す、古代中国ならではの圧倒的なデザイン感覚を紐解きます。世界最高峰と称される住友コレクションの逸品を、専用に設計された特別な空間で心ゆくまで堪能できる貴重な機会です。
特別展 神仏の山 吉野・大峯―蔵王権現に捧げた祈りと美―(奈良県)
開催日:2026年4月10日(金)~2026年6月7日(日)
場所:奈良国立博物館 (奈良県奈良市登大路町50番地)
修験道の聖地、吉野・大峯に伝わる祈りの美を一堂に展観します。目玉は藤原道長が自ら書写し埋納した国宝「紺紙金字経」の修理後初公開。山岳修行の祖・役行者像や迫力ある蔵王権現像など、厳しい自然と信仰が一体となり生み出された至宝の数々を紹介します。1000年前の貴族から修行者まで、険しい山々に人々が捧げた祈りの形を、その圧倒的な造形美とともに感じられる展覧会です。
ヨゼフ・ラダ展(兵庫県)
開催日:2026年4月10日(金)~2026年6月7日(日)
場所:市立伊丹ミュージアム (兵庫県伊丹市宮ノ前2-5-20)
チェコの国民的画家ヨセフ・ラダの多才な画業を紹介する展覧会です。独学で確立した明快なスタイルで描かれる、故郷の自然や素朴な農村生活。代表作『兵士シュヴェイクの冒険』の挿絵や児童書『黒ねこミケシュのぼうけん』、さらには原点の諷刺画など、遺族所蔵の貴重な資料約200点を通して、世界中で愛されるラダの温かみあふれる作品世界を紐解きます。
大どろぼうの家はどんな家?大どろぼうって誰なんだろう?「大どろぼうの家」(京都府)
開催日2026年4月11日(土)~2026年6月14日(日)
場所:京都市京セラ美術館(京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124)
謎めいたヒーロー「大どろぼう」の家に忍び込む、没入型のエンタテインメント展覧会です。隠し部屋や応接間など8つの部屋を巡りながら、変装道具や盗まれた美術品をヒントに家主の正体を探ります。全国を巡回してきた本展が、ついに京都へ“引っ越し”。京セラ美術館の秘蔵コレクションが盗まれて展示室に紛れ込むという、地域ならではの仕掛けも必見です。どろぼうの不思議な魅力に惹き込まれる新しい美術体験を楽しめます。
特別展 「小泉八雲―怪談とフォークロリストのまなざし―」(大阪府)
開催日:2026年4月11日(土)~2026年6月8日(月)
場所:大阪歴史博物館(大阪府大阪市中央区大手前4丁目1-32)
『怪談』で知られる小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が愛した日本の精神世界を紐解く展覧会です。異邦人でありながら、日本人の自然信仰や「目に見えないもの」への祈りを鋭く捉えた八雲の視点に着目。民俗学者としての側面も持ち合わせた彼が、松江や各地での生活を通じて触れた文化の豊かさを、数々の著作や資料から読み解きます。彼が「神々の国」と称した日本の美しさと、怪異の奥に潜む情感を再発見できる内容です。
〈開館60周年記念〉 特別企画展(第2回現代作家展)竹内浩一 風が迎えて(京都府)
開催日:2026年4月12日(日)~2026年6月7日(日)
場所:京都府立堂本印象美術館(京都府京都市北区平野上柳町26-3)
デザイナーから日本画家に転身した竹内浩一の、画業の全貌を辿る展覧会です。山口華楊に師事し、禅の教えや中国宋代の絵画から影響を受けた竹内は、生きとし生けるものへの慈しみを込めた独自の画風を確立。悲哀とユーモアを湛えた動物たちの描写は、高い精神性と独特の情感を放ちます。初期作から新作までを一堂に会し、竹内芸術の真髄に迫る貴重な機会です。
●中国地方
中国地方(鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県)の美術館でのイベント情報一覧です。※2026/3/12調べ
特別展 ロートレックとミュシャ パリ時代の10年(広島県)
開催日:2026年4月2日(木)~2026年5月31日(日)
場所:広島県立美術館(広島県広島市中区上幟町2-22)
19世紀末のパリで活躍したアンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックとアルフォンス・ミュシャ、二人の画業が交差した1891年から1900年の「パリ時代の10年」に焦点を当てた展覧会です。サントリーポスターコレクションを中心に、ベル・エポックを象徴する洗練された石版画ポスターの数々を紹介。特に、ロートレックが制作した全31点のポスターを一挙に鑑賞できる非常に貴重な機会となっています。
生誕150周年 アルベール・マルケ展(広島県)
開催日:2026年4月11日(土)~2026年5月31日(日)
場所:ひろしま美術館(広島県広島市中区基町3-2(中央公園内))
フランス近代絵画の巨匠アルベール・マルケの生誕150周年を記念した、日本では35年ぶりとなる待望の回顧展です。マティスと共にフォーヴィスムの先駆けとして活躍した後、穏やかで澄明な独自の画風を確立。旅先で窓から見つめた水辺の情景を、俯瞰的な構図と繊細な色彩で描き出した風景画の数々を紹介します。日仏のコレクション約90点を通じ、その地の光や空気感までも映し出すマルケ芸術の真髄に迫ります。
ポップ・アート 時代を変えた4人(鳥取県)
開催日:2026年4月11日(土)~2026年6月14日(日)
場所:鳥取県立美術館(鳥取県倉吉市駄経寺町2-3-12)
1960年代のアメリカで旋風を巻き起こしたポップ・アートの世界屈指のコレクションが日本初公開。日常のシンボルを鮮明かつシニカルに表現した巨匠、リキテンスタイン、ウォーホル、ラウシェンバーグ、ジョーンズの4人を、ビートルズの愛称になぞらえた「FAB4」として紹介します。広告やメディアを芸術に昇華させた色鮮やかな作品群を通じ、現代美術の歴史を塗り替えたムーブメントの真髄に迫ります。

引用:公式HPより
●四国地方
四国地方(徳島県、香川県、愛媛県、高知県)の美術館でのイベント情報一覧です。※2026/3/12調べ
所蔵作品展 2026年度Ⅰ「目は口ほどに」(徳島県)
開催日:2026年4月11日(土)~2026年6月14日(日)
場所:徳島県立近代美術館(徳島県徳島市八万町向寺山 文化の森総合公園内)
「目は口ほどに物を言う」ということわざのとおり、私たちは他者の眼差しから様々な感情や意図を読み取ろうとします。徳島県立近代美術館は「人間像」を収集方針の一つとしており、目が印象的に表された作品を数多く所蔵しています。
本展では、目の表現に注目し、作品における「目」が鑑賞者にどのように働きかけるのかを探ります。
特別展 極・写実−ホキ美術館ベストセレクション(香川県)
開催日:2026年4月8日(水)~2026年5月17日(日)
場所:香川県立ミュージアム(香川県高松市玉藻町5-5)
“写実絵画の殿堂”と称されるホキ美術館のコレクション展が香川県で初開催されます。野田弘志や森本草介ら巨匠から若手まで、17名による64点の厳選された名品を一堂に紹介。単なる緻密な描写を超え、光や空気、生命の気配までも描き出す写実絵画の極致を通じ、作家たちが対象の本質に迫る鋭いまなざしを間近に体感できる貴重な機会です。
●九州地方
九州地方(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県)の美術館でのイベント情報一覧です。※2026/3/12調べ
漆にみる宙 井川健・下条華子――2人の漆作家と宙漆プロジェクト(熊本県)
開催日:2026年4月9日(木)~2026年6月9日(火)
場所:宇城市不知火美術館(熊本県宇城市不知火町高良2352)
9,000年の歴史を持つ漆芸の伝統と現代的表現に迫る展覧会です。自然の造形から洗練された形を導き出す井川健、制作過程での偶然性を大切にする下條華子という二人の作家による個性豊かな作品を紹介。さらに、漆作品を成層圏へと送り出す「宙漆(そら・うるし)プロジェクト」を通じ、伝統素材が切り拓く新たな文化の可能性も提示します。「宙(そら)」という言葉に託された漆の無限の奥深さと、素材そのものの魅力を多角的に描き出します。
第1期コレクション展(宮崎県)
開催日:2026年4月11日(土)~2026年6月23日(火)
場所:宮崎県立美術館(宮崎県宮崎市船塚3-210(県総合文化公園内))
宮崎県立美術館の名品を無料で公開するコレクション展です。シニャックらによる名品選や、画家が手掛けた挿画本の世界を特集。郷土作家では生誕100年を迎えた加藤正や、初公開を含む太佐豊春の素描を紹介します。さらに、瑛九の代表作や「労働と祈り」をテーマにした彫刻作品も展示。新収蔵品や初公開作品も交え、国内外の多様な表現を一堂に紹介する充実の内容です。
