ガーリーを、あきらめない u&i ユイさんインタビュー【前編】
今回はガーリーな色使いとモチーフを扱う作家、ユイさん(u&i)をご紹介。愛らしい作風や作品作りへの想い、作家以外での活動についてお話を伺いました。
ハンドメイドをはじめたきっかけは、父方・母方それぞれの祖母がハンドメイドを楽しんでいたこと。
「祖母たちが私の希望するようなものをよく作ってくれていたので、早くからハンドメイドならではの良さは自然と感じていました。」
父方の祖母様はフェルト細工を、母方の祖母様は編み物をされていたそう。ふたりの祖母様の影響でユイさんのハンドメイド人生も始まりました。
ハンドメイド即売会でブースを拝見した際、ビーズを使った作品が印象的でしたが、子ども時代からビーズに触れていたんですか?
「ビーズは以前から長く使っているのですが、子どもの頃は今扱っているようなビーズだけではなく、アイロンビーズもすごく好きでした。ドット絵が可愛くて惹かれていて、今もドット絵やピクセルアートは相変わらず好きです。
作家としてのアカウントのアイコンもドット絵風のロゴにしているくらい、クロスステッチなんかも好きで。」

たしかにクロスステッチもドット絵のような雰囲気がありますね。
「自分の好みは割とわかりやすくて、子どもの頃からあまりブレずにいる方なのかもしれません笑」
子どもの頃からハンドメイドに触れてきましたが、学生時代から大学生活の終盤まで、しばらくハンドメイドから少し距離をおいていたそう。
大学在学中にコロナ禍に突入し、おうち時間が増えたことがきっかけでハンドメイド欲が再燃。自分や家族、友人へのプレゼントとして趣味の範囲で制作を楽しまれていました。作品が溜まってきたことでフリーマーケットへ出店、作家業がスタートしました。
「大学卒業後の早い内に結婚・出産をしていて。子どもがお昼寝している間や寝かし付けのあとのひとりの時間として、ビーズでのハンドメイドを再開したんです。初めての育児に奮闘している中での癒しの時間でした。
第二子出産後は少し作家業をお休みしていたのですが、昨年2025年の秋頃から再開しました。」
ブースを拝見した際、ガーリーで可愛い雰囲気の作品の素材がまず目を引きました。
展示されていた作品群はビーズ以外にもレースや布小物、パラコードなど様々な素材で作られているのに、しっかりと世界観が統一されていて素晴らしくて。
ご自身の作風で気に入っているポイントや、作品同士の世界観を合わせる際に気をつけていることはありますか?
「世界観が合っていると感じてもらえたなら、すごく嬉しいです笑
実は特に注意している点はなかったりします。強いて言えば好奇心が強くて挑戦してみたい欲があるので、手を出し過ぎないようにしています笑
統一感があるように見えたのは、自分の好きを真ん中に置いて作品を作っているからかもしれません。赤、リボン、さくらんぼなど、自分が好きなモチーフを盛り込んでやっていく中で、たとえばパラコードでも私が使うならこんな感じかな?と自分の中の好きに合うものはどんなものかなと考えて作っています。」

パーツ選びや素材探しも作品作りの要のひとつかと思いますが、気をつけていることはありますか。
「元から買い物が好きなので、素材を探すこともその延長線上にあると感じています。
このお店には私の好みのものは無いかなと感じても、決めつけず敢えて隅々までよく見てみると、いい買い物が出来た!ということが珍しくありません。
手芸店でも、そのお店にどんな可愛いものが隠れているかわからないので、ビーズに限らず色々なジャンルの売り場を見て回るようにしています。」
手芸店って見て回るだけでワクワクしますよね笑
「ハンドメイドをやっていると知っている周りの知人や友人の中にも、ハンドメイドを始めたいけど何から初めたら良いかわからない、と言われることがあって。そんな時にはとりあえず大型手芸店へ行くことをおススメしています。
とりあえず行ってみて、可愛い、好きと感じるものから始めて見てほしいなって。」
出産後、私生活でも制作においても「お母さん」を強く意識していた時期もあったとのことですが、心境の変化についても伺わせてください。
「作家業を本格的に始めたのが出産後で、その頃は普段の服装含めて母親らしさのようなものを意識していました。アラサーでガーリー全開で良いのかという葛藤もありました。
けっしてガーリーなものが嫌いになったというわけではなかったのですが、無難さを重視したというか。その頃はより多くの人の好みに合わせて、同じビーズでも原色の色使いで今よりもカラフルな作品を作っていました。
ハンドメイドを通して好きなものを表現しよう!と考えるようになってからは、今が一番若いのだからと思い、自然と服装も好きなものを手にするようになりました。着れる時に着た方がいいんじゃないかって。
買ってもらえるように、という意識でもあったのですが、自分が好きなものを作っている時間が一番楽しいし、作家として長く続けていこうと思うとそっちを大切にした方がいいなと思いました。自分が可愛いと思うものは積極的に作品に昇華するように心がけています。
後悔をするならやってしまおうと。お母さんだからと気にせずに自分の好きなことをやろう、と思えるようになったのはハンドメイドのおかげですね。」
お母さんが楽しそうに自分の好きなものに向き合っている姿は、お子さんにとっても幸せなものだと思います。
「そう思ってくれるといいなと思っています。
引き続き作品以外にも、服でもインテリアでも好きなものを身に着けたりして表現していきたいです。」
なんとユイさん、マルシェの主催もされているそう。
後編ではイベントを主催する目線からのお話も伺いたいと思います。ぜひ、お楽しみに。

ユイ/u&i(ユーアンドアイ)
関東(都内・千葉県千葉市)を拠点に活動中
Instagram:https://www.instagram.com/u8i_beads.acc
OYAKO ² Market(おやここマーケット)
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