生活を豊かにする暮らしの楽しみ方 コミックレビュー『おいもさんの捨てない生活』
目次
- 1.あらすじ
- 2.等身大の工夫
- 3.余りものに、手を加える
- 4.さいごに
断捨離、という言葉が流行して久しいこの頃。不要になったものを処分してすっきり!それも素晴らしいことですが、手放す物は、ちょっとした工夫や使い方を変えるだけでもう少しだけ使えるかもしれません。
今回は物の寿命を全うさせ、使い切って手放すおいもさんの暮らしを描いたエッセイコミックをご紹介いたします。手放す前に、少しだけ立ち止まってみませんか?
あらすじ

「使い切るって、気持ちいい。」
大切に最後まで使い切り寿命を全うさせることで、すがすがしく感謝の気持ちで物を手放すことが出来る。物を大切にするおいもさんの、“使い切る”工夫を凝らした暮らしを描いたエッセイコミック。ハンドメイドだけでなく、リサイクルやアップサイクル、リペアを駆使して気持ちよく使い切るためのヒントが詰まった1冊です。
『おいもさんの捨てない生活』(安野いもこ著/オーバーラップ出版)
等身大の工夫
くたびれた靴下は手にはめてほこり取りに。襟首が伸びてしまったTシャツは手ごろなサイズにカットしてウエスに……そのまま捨ててしまっても良いのだけれど、掃除用具にすると最後まで使い切れる上にお部屋もきれいになって一石二鳥。おいもさんの“使い切る”工夫には、すぐに取り入れることが出来るハードルが低いアイデアも豊富。中にはある・みるメディアでも取り上げた、お菓子を食べきった後のお菓子缶に何を入れる?というアイデアも描かれていました。筆者は単純にかわいらしいお菓子の缶を使いたい一心でしたが、なるほど、“使い切る”工夫でもあったんだなとなんだか得をした気分になりました。
野菜の“使い切り”は使い切るためのレシピではなく、水耕栽培で育てるリボベジ(リボーンベジタブル)を実践。根付きで売られていたネギを育てて楽しんでいました。毎日水を取り替えたりと多少手間はかかりますが、これも取り組みやすい“使い切る”工夫です。
余りものに、手を加える

もちろんハンドメイドで手を加える“使い切り”アイデアも。作れるかも?と考えたことをきっかけに、余った小豆と端切れで繰り返し使用できる小豆のアイマスクをハンドメイド!市販品も売られていますが、手作りできるアイテムでもあるようです。眼精疲労が気になるハンドメイドファンにはオススメのアイデアですね。
他にも、買ったはいいものの思いのほか形が好みではなかったワイドパンツを枕カバーにリメイクしたり、アクリルたわしを手作りしたり。おいもさんにとってのハンドメイドが暮らしの中に根差している様子が見て取れるのも読んでいて楽しいポイントです。
さいごに
楽しみながら暮らしをほんの少し彩ってくれる“使い切り”のアイデアたち。捨ててしまう前に一度立ち止まって、使い切ってから捨ててみても良いのではないでしょうか。
ぜひチェックしてみてください。「これなら出来そう!」というアイデアが、きっと見つかるはずです。

