目次
- 1.●北海道地方
- 2.●東北地方
- 3.●関東地方
- 4.野島康三と斎藤与里―美を掴む手、美を興す眼(埼玉県)
- 5.宮本三郎 都市と自然―それぞれの光(東京都)
- 6.在原業平生誕1200年記念特別展 伊勢物語 ―美術が映す王朝の恋とうた―(東京都)
- 7.川口起美雄 Thousands are Sailing(神奈川県)
- 8.磯崎新:群島としての建築(茨城県)
- 9.特別展「大絶滅展―生命史のビッグファイブ」(東京都)
- 10.谷岡靖則 退任記念展 うしなわれしもの・とき、そして(東京都)
- 11.企画展「TAROの空間」(東京都)
- 12.戦後80年 戦争と子どもたち(東京都)
- 13.藝大取手コレクション展 2025(茨城県)
- 14.歌川広景 お笑い江戸名所(東京都)
- 15.●中部地方
- 16.開館10周年記念 めぐりあう今を映す 日本の現代ガラス 1975-2025(富山県)
- 17.開館40周年記念 長坂コレクション はじめましての西洋絵画(新潟県)
- 18.DESIGN with FOCUS デザイナーの冒険展(富山県)
- 19.●近畿地方
- 20.特別展 プラカードのために(大阪府)
- 21.ポップ・アート 時代を変えた4人(三重県)
- 22.●中国地方
- 23.●四国地方
- 24.異端の奇才 ビアズリー展(高知県)
- 25.●九州地方
- 26.ちくごist 深よみ 古賀春江(福岡県)
2025年11月に美術館で開催されるイベント情報です。
※予定は変更される場合がありますので、足を運ぶ際は事前に調べてからご来場下さい。
●北海道地方
北海道地方(北海道)の美術館でのイベント情報一覧です。※2025/10/1調べ
開催予定なし
●東北地方
東北地方(青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県)の美術館でのイベント情報一覧です。※2025/10/1調べ
開催予定なし
●関東地方
関東地方(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)の美術館でのイベント情報一覧です。※2025/10/1調べ
野島康三と斎藤与里―美を掴む手、美を興す眼(埼玉県)
開催日:2025年11月1日(土)~2026年1月18日(日)
場所:埼玉県立近代美術館(埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1)
野島と斎藤、二人の交流を起点にそれぞれの歩みをたどりながら、岸田劉生、萬鉄五郎、関根正二など同時代の作家たちの作品や資料を交えて、彼らが美術に注いだ眼差しを探ります。
評論や展覧会、出版など多方面で活躍し、日本の近代美術を支えた埼玉ゆかりの二人の視点から、その時代の美術の一側面を紹介します。
宮本三郎 都市と自然―それぞれの光(東京都)

開催日2025年11月1日(土)~2026年3月15日(日)
場所:世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館(東京都世田谷区奥沢5-38-13)
自身の出身地である石川県小松市をはじめ、箱根、長崎など、彼が訪れた各地の自然あふれる風景も描いています。自然の風景を描く際には、その土地特有の日差しの印象を巧みに描き分け、その場の空気や時間を表現しました。
都市と自然という、宮本の対照的なまなざしの先にある「光」をご覧ください。
在原業平生誕1200年記念特別展 伊勢物語 ―美術が映す王朝の恋とうた―(東京都)
開催日:2025年11月1日(土)~2025年12月7日(日)
場所:根津美術館(東京都港区南青山6-5-1)
『伊勢物語』が生み出した書、絵画、工芸を一堂に集める展覧会を開催します。『伊勢物語』の核心をなす和歌に焦点をあわせ、それを味わいながら、また『伊勢物語』の造形化における和歌の働きに注目しながら、お楽しみください。
川口起美雄 Thousands are Sailing(神奈川県)
開催日:2025年11月1日(土)~2026年2月1日(日)
場所:神奈川県立近代美術館 鎌倉別館(神奈川県鎌倉市雪ノ下2-8-1)
初期の代表作から初公開となる最新作まで、約40点の絵画とオブジェ作品を展示します。広大な幻想の風景から、動植物など多様なモチーフの姿を借りた自画像、そしてより写実的な手法へと、ゆるやかに変化を続けながら、数多の人々とともに旅を続けてきた川口の半世紀に及ぶ創作の軌跡をたどります。
磯崎新:群島としての建築(茨城県)
開催日:2025年11月1日(土)~2026年1月25日(日)
場所:水戸芸術館 現代美術ギャラリー(茨城県水戸市五軒町1-6-8)
決して単一の領域にとどまらない磯崎の活動を「群島」の様に構成します。「都市」「建築」「建築物」「フラックス・ストラクチャー」「テンタティブ・フォーム」「建築外(美術)」をキーワードに、建築模型、図面、スケッチ、インスタレーション、映像、版画、水彩画などの様々なメディアを通じて、磯崎の軌跡を辿るとともに、自身が設計した水戸芸術館を舞台に、建築の枠を超えた磯崎の活動を俯瞰的に紹介します。
特別展「大絶滅展―生命史のビッグファイブ」(東京都)
開催日:2025年11月1日(土)~2026年2月23日(月・祝)
場所:国立科学博物館(東京都台東区上野公園 7-20)
全米有数の自然史博物館であるデンバー自然科学博物館から、貴重な標本が多数来日。
日本初公開となる標本をはじめ、全長約6mの世界最古のステラーダイカイギュウ全身化石など、「ビッグファイブ」や生命の歴史をひも解く貴重な資料が一堂に集まります。
さらに本展では、モロッコで行われた発掘調査の成果として、三畳紀末の大量絶滅に関わる火山活動の最新研究結果も世界初公開します。
谷岡靖則 退任記念展 うしなわれしもの・とき、そして(東京都)
開催日:2025年11月2日(日)~2025年11月16日(日)
場所:東京藝術大学大学美術館(東京都台東区上野公園12-8)
本展は、東京藝術大学美術学部工芸科鋳金で教鞭を執ってきた谷岡靖則(たにおかやすのり)の退任記念展です。谷岡靖則は、鋳金を新しい視点で捉え、型に流し込むことでうまれる現象を再考し表現としています。工芸が常に向き合う素材の中で、鋳金として自然が持つ揺るぎない力をも感じながら、作品を制作する過程でうまれる偶然性と現実の自然界で起こり得る偶然性を重ね合わせてできる象が作品の核となっています。そこに在るミニマムな世界観をご覧ください。
企画展「TAROの空間」(東京都)
開催日:2025年11月6日(木)~2026年3月8日(日)
場所:岡本太郎記念館(東京都港区南青山6-1-19)
新たに制作された1/40スケールの「マミ会館」をはじめ、岡本太郎と空間との関わりを物語る多彩な作品や資料を一堂に紹介。
さらに、太郎が生活空間へと送り込んだ数々の作品によって、展示室全体を鮮やかに彩ります。
戦後80年 戦争と子どもたち(東京都)
開催日:2025年11月8日(土)~2026年1月12日(月・祝)
場所:板橋区立美術館(東京都板橋区赤塚5-34-27)
戦時下に制作された子どもを描いた作品、子どもたちに向けて描かれた絵本、教科書、紙芝居といった紙作品、加えて子どもたちが戦時下の生活を描いた作品などを紹介します。これらの子どもをめぐる「美術」を時代背景とともに紹介することで、画家たちが激動の時代の中で子どもたちに向けていた眼差しとはどのようなものであったかを検証します。
藝大取手コレクション展 2025(茨城県)
開催日:2025年11月13日(木)~2025年11月30日(日)
場所:東京藝術大学大学美術館 取手館(茨城県取手市小文間5000)
本展では「自画像:1925→2025」、「卒業・修了制作:学びの集大成」、「過去に学ぶ:未来へ繋ぐ教育資料」の3つのセクションから、同館の収蔵品の粋と魅力を紹介します。
歌川広景 お笑い江戸名所(東京都)
開催日:2025年11月14日(金)~2025年12月14日(日)
場所:太田記念美術館(東京都渋谷区神宮前1-10-10)
2017年以来、8年ぶりに「江戸名所道戯尽」全50点を一挙に公開します。SNSで話題となった作品から、まだ知られていないレアな作品まで、広景のユーモラスな世界をたっぷりと堪能できます。さらに広重のもう一人の弟子である二代歌川広重の作品20点も同時公開します。広重一門の多彩な世界を味わえる貴重な機会です。
●中部地方
中部地方(新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県)の美術館でのイベント情報一覧です。※2025/10 /1調べ
開館10周年記念 めぐりあう今を映す 日本の現代ガラス 1975-2025(富山県)

開催日:2025年11月1日(土)~2026年1月25日(日)
場所:富山市ガラス美術館(富山県富山市西町5-1 TOYAMAキラリ内)
作家独自の制作手法を編み出す動きの活発化や、変化し続ける社会情勢と呼応するような作品の増加により、ガラス表現はますます多様な広がりを見せています。本展覧会では今日にいたる激動の50年の動向を振り返りながら、各時代を代表する作品や、ガラスの新たな可能性を提示する表現を紹介します。様々な巡り合わせの中で生まれる、作家たちの「今」の実感が映し出された作品の数々をお楽しみください。
開館40周年記念 長坂コレクション はじめましての西洋絵画(新潟県)
開催日:2025年11月1日(土)~2026年1月12日(月・祝)
場所:新潟市美術館(新潟県新潟市中央区西大畑町5191-9)
絵画が制作された国もさまざまで、バロック美術の栄えたスペイン、イタリア、フランス、そして、フランドル(現在のベルギーやオランダ)、近代絵画においては、イギリス、ロシアなどが加わり、まるでヨーロッパ中を旅するような感覚でご覧いただけます。初めて西洋絵画に触れる方でも、肩肘張らずに気軽に楽しめる展覧会です。
DESIGN with FOCUS デザイナーの冒険展(富山県)
開催日:2025年11月8日(土)~2026年1月25日(日)
場所:富山県美術館(富山県富山市木場町3-20)
「デザイナーの冒険展」は、20代から40代のデザイナー、アーティスト、建築家など、これからの時代を切り拓こうとする11組のクリエイターによる展覧会です。
●近畿地方
近畿地方(三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)の美術館でのイベント情報一覧です。※2025/10/1調べ
特別展 プラカードのために(大阪府)
開催日:2025年11月1日(土)~2026年2月15日(日)
場所:国立国際美術館(大阪府大阪市北区中之島4-2-55)
それぞれの生活に根ざしながら、生きることと尊厳について考察してきた、田部を含む7名の作家の作品で構成します。作家たちは、これまで社会の中で覆い隠されてきた経験や心情に目を凝らし、思考し、そして自ら実践することで、既存の制度や構造に問いを投げかけます。彼女・彼らの作品を通じて、私たちを取り巻く社会やその歴史を見つめ直し、抵抗の方法を探りながら、表現することの意味にも立ち返ります。
ポップ・アート 時代を変えた4人(三重県)
開催日:2025年11月3日(月・祝)~2025年12月28日(日)
場所:三重県立美術館(三重県津市大谷町11)
スペインにおいて大規模なポップ・アート作品のコレクションを誇るホセルイス・ルペレス氏の所蔵作品です(ホセルイス・ルペレス・コレクション)。ルペレス氏の世界屈指のポップ・アート・コレクションが日本で公開されるのは今回が初めてであり、「FAB4」の作品の他に、彼らと共に活躍したロバート・インディアナ、ジェームズ・ローゼンクイスト、トム・ウェッセルマン、ジム・ダインの作品も含め、ポップ・アートの魅力に迫ります。
●中国地方
中国地方(鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県)の美術館でのイベント情報一覧です。※2025/10/1調べ
開催予定なし
●四国地方
四国地方(徳島県、香川県、愛媛県、高知県)の美術館でのイベント情報一覧です。※2025/10/1調べ
異端の奇才 ビアズリー展(高知県)
開催日:2025年11月1日(土)~2026年1月18日(日)
場所:高知県立美術館(高知県高知市高須353-2)
イギリスのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)の協力により、初期から晩年までの作品約200点を展示します。出世作『アーサー王の死』から後期の傑作『モーパン嬢』の挿絵の数々、希少な直筆の素描、彩色されたポスターや、家具、食器といった同時代の調度品などを通じて、19世紀に花開いた退廃的で優美な世界をご覧ください。
●九州地方
九州地方(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県)の美術館でのイベント情報一覧です。※2025/10/1調べ
ちくごist 深よみ 古賀春江(福岡県)
開催日:2025年11月8日(土)~2026年1月18日(日)
場所:久留米市美術館(福岡県久留米市野中町1015)
スケッチブックやノートなど豊富な資料を読み解くことで古賀の素顔と魅力に迫ります。古賀の師でもあった松田諦晶をはじめ、青木繁、坂本繁二郎、髙島野十郎ら古賀と交流のあった作家たちの作品もあわせて展示します。
