10月下旬から美術館で開催されているイベント情報 全国編
目次
- 1.●北海道地方
- 2.●東北地方
- 3.生誕140年 竹久夢二のすべて 画家は詩人でデザイナー(福島県)
- 4.●関東地方
- 5.宮城県美術館コレクション 絵本のひみつ展(栃木県)
- 6.オルセー美術館所蔵 印象派ー室内をめぐる物語(東京都)
- 7.わたしを呼ぶ《アート》古代エジプトの棺からシャガールまで(東京都)
- 8.柚木沙弥郎 永遠のいま(東京都)
- 9.浜田雅功展 「空を横切る飛行雲」(東京都)
- 10.装いの翼 いわさきちひろ、茨木のり子、岡上淑子(東京都)
- 11.特別展 古染付と祥瑞―愛しの青(blue)―(東京都)
- 12.鎌倉初公開 特別展「あの人に会える!清方の代表作《築地明石町》三部作」(神奈川県)
- 13.●中部地方
- 14.江康泉 電気心音(石川県)
- 15.SIDE CORE Living road, Living space | 生きている道、生きるための場所(石川県)
- 16.きもののヒミツ 友禅のうまれるところ―京都 千總コレクションを中心に(静岡県)
- 17.琳派デザイン 宗達・光琳・抱一(静岡県)
- 18.坂東玉三郎衣裳展(静岡県)
- 19.オディロン・ルドン 夢の交叉―画家として、批評家として―(愛知県)
- 20.●近畿地方
- 21.企画展「屏風 黄金の調度」(京都府)
- 22.谷川俊太郎 絵本★百貨展(兵庫県)
- 23.西宮市100周年 めでたい松展 祝いましょう。松の絵さまざま(兵庫県)
- 24.●中国地方
- 25.●四国地方
- 26.田中達也展 みたてのくみたて(愛媛県)
- 27.●九州地方
- 28.ジャネット・カーディフ《40声のモテット》(長崎県)
2025年10月に美術館で開催されるイベント情報です。
※予定は変更される場合がありますので、足を運ぶ際は事前に調べてからご来場下さい。
●北海道地方
北海道地方(北海道)の美術館でのイベント情報一覧です。※2025/9/16調べ
開催予定なし
●東北地方
東北地方(青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県)の美術館でのイベント情報一覧です。※2025/9/16調べ
生誕140年 竹久夢二のすべて 画家は詩人でデザイナー(福島県)
開催日:2025年10月18日(土)~2025年12月14日(日)
場所:福島県立美術館(福島県福島市森合字西養山1番地)
本展は、竹久夢二の生誕140年・没後90年を記念し、京都・嵐山にある福田美術館が所蔵する、実業家・河村幸次郎旧蔵のコレクションを12年ぶりにまとめて公開するものです。画家であり、詩人、デザイナーでもあった竹久夢二の「クリエイター」としての魅力に焦点を当て、夢二の人生を語るうえで鍵となる連作《長崎十二景》や《女十題》、そして《旅》、《青春譜》などの名作から、音楽とのコラボレーションが楽しいセノオ楽譜や中山晋平楽譜の表紙原画、その文才が発揮された小説や俳句に至るまで、夢二のすべてをご紹介します。
●関東地方
関東地方(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)の美術館でのイベント情報一覧です。※2025/9/16調べ
宮城県美術館コレクション 絵本のひみつ展(栃木県)

開催日:2025年10月25日(土)~2025年12月21日(日)
場所:栃木県立美術館(栃木県宇都宮市桜4-2-7)
本展では、「ぐりとぐらのえんそく」をはじめとする宮城県美術館所蔵の絵本原画約180点を展示します。原画一点一点に向き合うからこそ味わえる、描き手のタッチや画材の質感にも注目し、「絵本のひみつ」を探ります。
オルセー美術館所蔵 印象派ー室内をめぐる物語(東京都)
開催日:2025年10月25日(土)~2026年2月15日(日)
場所:国立西洋美術館(東京都台東区上野公園7番7号)
本展では、「印象派の殿堂」ともいわれるパリ・オルセー美術館所蔵の傑作約70点を中心に、国内外の重要作品も加えたおよそ100点により、室内をめぐる印象派の画家たちの関心のありかや表現上の挑戦をたどります。
わたしを呼ぶ《アート》古代エジプトの棺からシャガールまで(東京都)
開催日:2025年10月28日(火)~2026年2月8日(日)
場所:松岡美術館(東京都港区白金台5-12-6)
美術品との出会いは、まさに一期一会。またオークションでは、一度に出品される品々は300~400点にものぼります。その数多の美術品から自らの眼に適った作品を選んでいくのです。そうした幾度もの機会の中で、清次郎は数点を取得することもあれば、関心を寄せるに至らなかったこともありました。美術品を選りすぐる判断基準は、あたかもコレクターが《アート》に呼ばれたかのようにも思えます。開館50周年企画の第3弾では、清次郎の人となりにふれつつ、白金台移転後はご紹介する機会のなかった作品も含めた様々なコレクションをお楽しみください。
わたしを呼ぶ《アート》 古代エジプトの棺からシャガールまで – 松岡美術館
柚木沙弥郎 永遠のいま(東京都)
開催日:2025年10月24日(金)~2025年12月21日(日)
場所:東京オペラシティ アートギャラリー(東京都新宿区西新宿3-20-2)
本展では75年にわたる活動を振り返るとともに、制作において縁のあった都市や地域をテーマに加え、柚木をめぐる旅へと誘います。身の回りの「もの」に対する愛着や、日々のくらしに見出した喜びから作品を紡ぎだす柚木の仕事は、変化の時代にこそ、大切に慈しみたい「いま」を私たちに示してくれます。民藝を出発点に、人生を愛し、楽しんだ柚木の創作活動の全貌を堪能できる展覧会です。
浜田雅功展 「空を横切る飛行雲」(東京都)
開催日:2025年10月19日(日)~2025年12月21日(日)
場所:麻布台ヒルズ ギャラリー(東京都港区虎ノ門5-8-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA MB階)
本展で展示されるのは、浜田雅功がこの展覧会のために描きおろした新作原画のみ。
多様なモチーフが登場する作品群の中には、制作中に浜田本人が語ったコメントを添えて展示するものもあり、制作の裏側や思考プロセスを垣間見ることができます。
装いの翼 いわさきちひろ、茨木のり子、岡上淑子(東京都)
開催日:2025年10月31日(金)~2026年2月1日(日)
場所:ちひろ美術館・東京(東京都練馬区下石神井4-7-2)
本展では、2025年9月刊行予定の行司千絵・著『装いの翼 おしゃれと表現と―いわさきちひろ、茨木のり子、岡上淑子』(岩波書店)を起点として、「装い」をテーマに3人の女性作家の素顔に迫ります。それぞれの作品とことば、愛用の品や写真などを展示し、三者三様の美意識や生き方と、自由と平和を求める共通の思いを浮き彫りにします。
装いの翼いわさきちひろ、茨木のり子、岡上淑子 |世界初の絵本美術館|ちひろ美術館・東京
特別展 古染付と祥瑞―愛しの青(blue)―(東京都)
開催日:2025年10月28日(火)~2025年12月7日(日)
場所:五島美術館(東京都世田谷区上野毛3-9-25)
古染付と祥瑞は、17世紀前半に中国・景徳鎮民窯で焼造され、日本に将来された染付磁器です。古染付は鈍い発色の青い文様が描かれた余白の多い自由奔放な器。一方の祥瑞は鮮烈な青色の精緻な文様が器面を覆う華やかな器で、両者の趣は異なりますが、どちらも茶の湯に使用する器として、当時の日本人に大変好まれました。古染付が誕生しておよそ400年。改めて古染付、祥瑞の魅力を紹介します(会期中一部展示替あり)。
鎌倉初公開 特別展「あの人に会える!清方の代表作《築地明石町》三部作」(神奈川県)
開催日:2025年10月25日(土)~2025年11月30日(日)
場所:鎌倉市鏑木清方記念美術館(神奈川県鎌倉市雪ノ下一丁目5番25号)
本展では《築地明石町》三部作を公開するとともに、清方が残し当館が引き継いだ三部作に関する様々な資料からその魅力に迫ります。また《築地明石町》を創作の源とした多分野の芸術についてもあわせてご紹介します。
鎌倉初公開 特別展「あの人に会える!清方の代表作《築地明石町》三部作」 | 鎌倉市鏑木清方記念美術館
●中部地方
中部地方(新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県)の美術館でのイベント情報一覧です。※2025/9/16調べ
江康泉 電気心音(石川県)
開催日:2025年10月18日(土)~2026年3月22日(日)
場所:金沢21世紀美術館(石川県金沢市広坂1-2-1)
マレーシア生まれ、香港とロンドンを拠点に活動するアーティスト江康泉(ゴンホンチュン)(江記/Kongkee)は、マンガ、アニメーション、絵画、インスタレーション、パフォーマンスといった多様な領域を横断しながら、ジャンルやメディウムの枠にとらわれない創作活動を展開してきました。その作品は、東洋の古典文学や思想、歴史的モチーフを参照しながら、都市と個人の記憶、アイデンティティなどのテーマを重層的に結びつけ、過去・現在・未来が交差する独自の世界観を形成しています。
江康泉 電気心音|金沢21世紀美術館 | 21st Century Museum of Contemporary Art, Kanazawa.
SIDE CORE Living road, Living space | 生きている道、生きるための場所(石川県)
開催日:2025年10月18日(土)~2026年3月15日(日)
場所:金沢21世紀美術館(石川県金沢市広坂1-2-1)
本展は「道路」や「移動」という視点から、「異なる場所をつなぐ表現」をテーマとした展覧会です。「道や移動」をテーマにした作品展示に加え、展覧会ゾーンに期間限定で開設される無料のスペースなどを通して、美術館という空間に「別の道」を開いていきます。さらに、ゲストアーティストを招聘して、スケートボードやグラフィティ、音楽イベントといったストリートカルチャーの表現を通して、制度に拠らない生きる術を日常のなかに編み出し、それをグローバルなコミュニティで共有していく表現運動にフォーカスを当てます。当館がさまざまな価値観や生き方が交差する場となることで、美術館の新たな表現の可能性を提案します。
きもののヒミツ 友禅のうまれるところ―京都 千總コレクションを中心に(静岡県)
開催日:2025年10月25日(土)~2025年12月21日(日)
場所:静岡市美術館(静岡県静岡市葵区紺屋町17-1葵タワー3階)
本展では友禅の老舗・千總のコレクションを中心に、近世のきものや当時の流行を反映した雛形本、円山応挙と近代の京都画壇の絵画、工芸品、そして近現代の人間国宝のきもの作品等を通じて、きもののデザインが生み出された背景や制作者の創意に迫り、これまでにない視点から「きもののヒミツ」を紹介します。
琳派デザイン 宗達・光琳・抱一(静岡県)
開催日:2025年10月24日(金)~2025年12月14日(日)
場所:MOA美術館(静岡県熱海市桃山町26-2)
本展では本阿弥光悦書・俵屋宗達絵の「鹿下絵新古今集和歌巻」、尾形光琳筆「秋好中宮図」、酒井抱一筆「雪月花図」など、琳派の代表作家における絵画と工芸の優品を展観することで、今なお私たちの生活のなかに生き続ける琳派芸術の魅力をご紹介します。
琳派デザイン 宗達・光琳・抱一 – MOA美術館 | MOA MUSEUM OF ART
坂東玉三郎衣裳展(静岡県)
開催日:2025年10月24日(金)~2025年12月14日(日)
場所:MOA美術館(静岡県熱海市桃山町26-2)
この度、坂東玉三郎特別舞踊公演にあわせ、坂東玉三郎衣裳展を開催します。玉三郎丈は、自身が演じる役の舞台衣裳を制作するにあたり、役柄や季節にあわせた情景・配色にこだわりつつ、織物や刺繍の職人に直接思いを伝えて依頼しています。
この度の衣裳展では、歌舞伎の4つの演目に登場する〈花魁〉をテーマに玉三郎丈の愛蔵品の中から特別に12点を選定して展示します。玉三郎丈の美意識に彩られた豪華舞台衣裳の数々をこの機会にどうぞお楽しみください。
坂東玉三郎衣裳展 – MOA美術館 | MOA MUSEUM OF ART
オディロン・ルドン 夢の交叉―画家として、批評家として―(愛知県)
開催日:2025年10月24日(金)~2026年2月23日(月・祝)
場所:ヤマザキマザック美術館(愛知県名古屋市東区葵1-19-30)
展覧会第一部ではオディロン・ルドンの数々の名作を精選して展観。
初期の風景画および画業前半に多くの人々を魅了した幻想的な石版画集と、画業後半に油彩やパステルの華やかな色彩と奔放な筆触で表された花の作品や神話画、風景画を対比的にご紹介します。
展覧会第二部では、アングル、ドラクロワ、クールベ、ピサロ、ファンタン=ラトゥール、ドガ、ロダン、ボナール、ブレスダンらルドンが著書『私自身に(À soi-même)』の中で論評した芸術家たちの作品をルドンの言葉を引用しながら当館所蔵作品を中心にご紹介。その美学や制作姿勢を、ルドンが他の作家たちを見つめる目から読み解きます。
総点数130点あまりの作品によって、ルドンの創造の世界、そして批評の世界を展観いたします。
●近畿地方
近畿地方(三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)の美術館でのイベント情報一覧です。※2025/9/16調べ
企画展「屏風 黄金の調度」(京都府)
開催日:2025年10月19日(日)~2026年3月8日(日)
場所:相国寺承天閣美術館(京都府京都市上京区今出川通烏丸東入)
本展覧会では、相国寺を荘厳した伝来の屏風群を中心に、水墨、金地の華やかな屏風など、館蔵の屏風を公開します。
谷川俊太郎 絵本★百貨展(兵庫県)
開催日:2025年10月24日(金)~2025年12月21日(日)
場所:市立伊丹ミュージアム(兵庫県伊丹市宮ノ前2-5-20)
展覧会は約20冊の絵本を取り上げ、多彩なクリエイターとともに、絵本の原画、絵や言葉が動き出す映像、朗読や音、巨大な絵巻や書き下ろしのインスタレーション作品などを展示。さらに、伊丹会場限定として、『もこ もこもこ』(絵:元永定正)と『よるのようちえん』(絵:中辻悦子)の原画も特別展示します。絵本の世界から飛び出した、子どもから大人まで誰もが楽しめるおもしろい展覧会です。
谷川俊太郎 絵本★百貨展 | 展覧会 | I/M 市立伊丹ミュージアム
西宮市100周年 めでたい松展 祝いましょう。松の絵さまざま(兵庫県)
開催日:2025年10月25日(土)~2025年11月30日(日)
場所:西宮市大谷記念美術館(兵庫県西宮市中浜町4-38)
本展では、室町時代から江戸時代にかけてつくられた、さまざまな松の絵画と工芸品をご覧いただきます。
西宮市100周年 めでたい松展 祝いましょう。松の絵さまざま|西宮市大谷記念美術館
●中国地方
中国地方(鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県)の美術館でのイベント情報一覧です。※2025/9/16調べ
開催予定なし
●四国地方
四国地方(徳島県、香川県、愛媛県、高知県)の美術館でのイベント情報一覧です。※2025/9/16調べ
田中達也展 みたてのくみたて(愛媛県)

開催日:2025年10月24日(金)~2025年12月14日(日)
場所:愛媛県美術館(愛媛県松山市堀之内)
田中達也のアイデアは、どこからやってくるのか?
その謎を解き明かす新展覧会。
田中達也展 みたてのくみたて | みるん 展覧会 | 愛媛県美術館
●九州地方
九州地方(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県)の美術館でのイベント情報一覧です。※2025/9/16調べ
ジャネット・カーディフ《40声のモテット》(長崎県)
開催日:2025年10月17日(金)~2025年11月16日(日)
場所:長崎県美術館(長崎県長崎市出島町2-1)
本展は、2001年の発表以来世界中で展示されてきた本作の、長崎における貴重な鑑賞の機会です。ぜひこの壮麗な「音の彫刻」を体感してみてください。
ジャネット・カーディフ《40声のモテット》 | 長崎県美術館
