ブース丸ごと世界観 デザインフェスタvol.63ディスプレイレポート
作品の持つ世界観だけでなく、それを展示する空間づくりも見どころのひとつであるデザインフェスタ。今回は“ディスプレイ”に注目し、デザインフェスタvol.63での取材の中で出会った素敵なブースをご紹介します。作品に合わせたブースの装飾や演出や、より作品を見てもらいやすくするために、工夫を凝らしたりこだわりが詰まった空間ばかり。ブース毎にSNSやWEBページも添えていますので、ぜひあわせて覗いてみてください。
※出展名は敬称略にて掲載いたします。
ozigi (おじぎ)
白と水色で統一された、アイキャッチも素敵なOzigiさんのブース。


ブース上部を横断するポールの軸を隠すように付けられたブルーのフリルはお手製のもの。
ハンガーをかけたり、S字フックを使って壁掛け用のバッグハンガーやウォールポケットを吊り下げていて、ポールひとつで複数のパターンの什器として使われていました。


平置き用のトレイは、カゴや取り出した引き出しを使っていたのも印象的。
小さな作品が多いからか、お買い物かごを用意されている点がとてもお客様思いで親切。



Instagram:https://www.instagram.com/ozigi_takizawa/
にじのむこうまちのホイッパ
にじのむこうまちに暮らす、パティスリーのホイッパの作品を販売。

パネルの上部に飾られたホイップクリーム、大きなフェイクスイーツのケーキをそのまま什器にするアイデアがかわいい。ケーキ用のショーケース風のディスプレイやケーキスタンドを使うことでパティスリー風に。ブースに立つ作家さんスタッフさんもパティスリーの制服風の装いなのもかわいい。


テーブルにはイラストを大きくプリントしたクロスをかけてインパクトある裾隠しに。
レジ横に設けた顔出しパネルは取材中に撮影されるお客様も見られました。


Instagram:https://www.instagram.com/whipper_cat/
RILU(リル)
大きな花のアイキャッチに誘われて取材に伺ったRILUさんのブース。

カラフルな毛糸で編まれたお花を陳列するディスプレイは、実際の生花販売に使われるラック。


購入店が気になり話を伺うと、「Amazonで売ってるんですよ!」とのこと。まさに「本物の花屋さんに見えるように」という狙いで選んだもの。
大きな花のアイキャッチはSHEINで購入したとのこと。「ビッグフラワー」で検索すると見つかるらしい。セット販売も可能なオリジナルのフラワーボトルと、あまりにも色合いが合っていて驚きです。

Instagram:https://www.instagram.com/flower_rilu/
動物の惑星〜アニマルプラネット
こちらは2018年立ち上げの中国のブランド、「動物の惑星〜アニマルプラネット」さんのぬいぐるみを販売していた一角。

さっき捕まえてきたかのように、プラスチックのカゴや網を使って展示。さながら魚市場です。
まるで生きているかのように展示する手法って、ぬいぐるみを愛好する身からするととてもキュンときてしまいます。



alsoonmarket
韓国からの初出展。貸出のテーブル以外は持ってきたそうです!

土台の什器は引き伸ばすと蛇腹状に伸び、縮めればコンパクトになる便利なアイテム。これを土台にアクリルの薄い板を置いていました。



テーブルから上部をぐるっと囲うように設置したポールには、作品に向けてコード状のライトを這わせてライティング。作品のアクセサリーたちの持つきらめき感を、グッと引き上げる演出でした。
Instagram:https://www.instagram.com/alsoonmarket/
#00ff
鮮やかなブルーで統一されたブース。

背景はウェディングアーチにスパンコールの布を掛けて。スチレンボードの看板もブルーをベースにしています。中央の円い什器と、右側の白い二段使いの什器はケーキスタンドとして販売されていたもの。什器の多くはSHEINで購入しているとのこと。とても検索上手です。


統一感を持たせる中に、凹凸のあるガラス製や大理石風のトレイをアクセントとしても使うことで、絶妙な変化を持たせていました。

Instagram:https://www.instagram.com/00ff_ao/
さいごに
作品そのものだけでなく、限られたスペースでいかに作品を魅力的に見せるかを作家さんそれぞれが悩み、工夫を凝らしているのがよくわかります。わが子のような作品たちに合わせた色使いや什器の形、レイアウトなどディスプレイづくりのヒントとの出会いも盛りだくさんな取材となりました。こういった作品やものづくりへの愛があふれるブースデザインに出会えることも、デザインフェスタならではの楽しみのひとつです。
イベント出展のご予定のある方は、作品の世界に合わせて参考にしてみてはいかがでしょうか。

