ヨネ子と巡る モノ作りの旅!アラビア編 エピソード1 2度目の中東へ しかし波乱の始まり・・
2月23日(金)気温5度。寒い1日でした。この日私は何をしていたかというと……
こだわりの材料展
そして、23日、こだわりの材料展が終わってから、私は羽田空港へ向かいました。
理由は、2度目の中東へ行くためです。
飛行機の時間は深夜0時過ぎですが、私は色々心配性なのです。電車が止まったらどうしよう、腹が痛くなったらどうしよう、道間違えたらどうしよう……確実にそこにいないといけない用事に関しては、ありとあらゆる妄想と想像をした上で念には念をいれまくり、自分で自分がめんどくさくなるくらいの準備をし、早めに空港へついてないと落ち着かず……
結局19時半には空港に着きました。
WIFIを借りたり日本円を銀行からおろしたり、1万分だけAED(アラブ首長国連邦の通貨)に両替したり。
思えば一人で海外行くのって、何年ぶりだろうか。20年ぶり……いや、よく考えたら私は英語もわからないし、大丈夫なのか? と羽田で両替をしながら今さら不安になってきたのです。
そんなこんなでしばらく食べ納めの、日本食を食べ、22時前には出発ゲートへ。
見送りにきてもらった家族に傘を預け、久しぶりに出国! こけしのヨネ子も一緒です!!
![](https://arumiru.com/app/uploads/2024/03/11142650/1.jpg)
ここまで来たら、もうあれやこれやの妄想は無しで、前に前に楽しい妄想と想像で頭の中をいっぱいにします。
ここからのエピソードは、海外で気を付けること、あると便利だったこと、失敗談、困った目にあったこと、そして良かったこと、うれしかったこと、私が10日間を通して経験をしたことをそのまま書いています。
ぜひ、色々な名所への行き方やこれから海外を考えている方にも見てもらいたい内容となっています!!
目の前が真っ白・・波乱の予感・上空で2時間待機
片道12時間のフライト。
離陸してすぐに乱気流に。
でも乱気流くらいの方が私はよく眠れるので気づいたら深い眠りに落ちました。
さて・・・今回の旅。
私は 海外の進出を想定して現地での人脈作り、そして いろいろな世界の方と知り合い、見聞を広げたりその人たちの生活を知ることで商品を開発していくヒントにすることが目的でした。
かといってそんなに余裕もないため、私が選択したのは、語学学校に入ることでした。1週間の短期留学をします。
留学費用に宿も込みです。(2人部屋ですが)
しかも学校が現地時間の午後からなので、日本時間に換算すると日本でみんなが仕事が終わる18時~23時に学校へ通えるわけです。
そのため普通に日本のみんなと仕事ができる! さすがに朝9時からの仕事は現地時間で4時起きになるし、二人部屋なので朝からMTGはきついですが・・業務自体は滞ることもなくすることができます。
7日間語学学校へ通い、その後 日本から合流する知り合いにドバイを案内しその後アブダビへ移動。最後にまたドバイへ戻り帰路へ着く。そんなスケジュールを立てました。
そんなこんなで久々の一人での海外にドキドキしながら、ヨネ子とともに飛行機に乗っていたのでした。
しかし、この旅が波乱に満ちた旅であることを暗示する出来事が早速発生。
前途多難な旅の始まりです・・
あと20分でドバイ国際空港・・・というときに・・着陸ができない事態に。
理由は、霧の発生だそうです。
日本ならしょっちゅう発生してそうな霧ですが、中東はそもそも雨が降りません。なので天候の変化に極めて弱いのだと思われます……。
結局2時間、上空を回った挙句――ようやく着陸。
![](https://arumiru.com/app/uploads/2024/03/11142759/5.jpg)
毛布もイヤホンも回収されたし、とにかく暇!! ヨネ子の頭触るくらいしかやることがない!
燃料がなくなったらどうしようとか、またいろんな妄想が頭をよぎります……。
それよりも隣の国にいきまーすとか言われたらどうしようとか。
さらに、困ったことが一つ。
私は、宿の方に空港にお迎えを来てもらう約束をしていたのですが、約束時間から2時間経過。さらに、事前に入れておいてくださいねと言われていた海外とのやりとりの必須アプリWhats UPが何回やっても入らない。そのため空港についたら宿の方に1本お電話をいれたのでした。
しかし、何いってるかさっぱりわからない。意味がわかったのは、空港の外に出たら、今からいう番号に電話頂戴。ということだけ。
りろ ワン とれ ふぉ ファイブ ダブルセブン りろ とれ……。
りろ……?? そんな数字あったのか?? とれ??? なんのこっちゃ、頭が混乱……。
ひょっとして学校で習ってきた英語が、最近になって読み方が変わったとか??
頭がグルグル。変な汗がつーーーと顔を伝うのがわかりました。
もうすでに気温25度。昨日から20度の温度差があったのですが、そんなことよりも今この瞬間を乗り切ること・それに頭がいっぱいでした。
その結果あろうことか、間違えてドバイから他国へいくためのトランジットゲートに入ってしまったのです。
ああ……トランジットゲートからでなければ、もうどうやってでればいいかもわからない……。
仕方なく、アイム、ソーリー ミステイク と伝え、無理やりトランジットゲートから元のルートに戻りました。
そして、空港から出るのに戸惑い30分……。
もう途方に暮れだして、ようやく表へ出れたのです。
10歳ほど老け込んで、髪の毛も300本くらい抜けたような気がします……😨
もう波乱の予感しかしない。私は10日後無事に日本に帰れるのでしょうか……
ああ……どうしようと思いとりあえず宿に電話。
服の特徴を教えてくれと言われ、黒の服、黒のスーツケース、オールブラック。と伝えました。
そしたら、タクシードライバーがたまたま自分を見つけてくれ、なんとか無事に合流。
![](https://arumiru.com/app/uploads/2024/03/11142846/4.jpg)
そして、同じ時期に日本から来ていた女性も同じ車に乗っていくらしく、また上空で2時間待機した方でした。
その後彼女とは意気投合をし、無事に宿へ着いたのでした……。もう胃に穴が空きそうなくらい焦りました。
その日は、疲れ果て、気温差20度で体調もおかしくなってきたので宿の周りを少しヨネ子と冒険をしスーパーで買い物をしてみたり、レストランへドキドキしながら入ってみたり、まずは異国に自分を慣らそうと思いました。
![](https://arumiru.com/app/uploads/2024/03/11143521/1-1.jpg)
![](https://arumiru.com/app/uploads/2024/03/11142901/3.jpg)
![](https://arumiru.com/app/uploads/2024/03/11142913/2.jpg)
学校が始まるのが月曜日からなので、日曜日はフリータイム!
私は前々から、スークへ出かけようと思っていました。
そのため明日はスークへ行くべくしっかりと行き方などを調べ上げネットの回線が悪くてもなんとかなるように、英会話をノートに書いて、さらに行き方もノートに書いて下準備をしてその日は早めに切り上げたのでした。
もう気づいたら寝ていていつ起きたのか? とか全然覚えていません(笑)
![](https://arumiru.com/app/uploads/2024/03/11143530/2-1.jpg)
こちらのブランケットは、MOKU-NUNOさんのブランケット。
包まれているような安心感でぐっすり眠れ、疲れもすっかりとれました。
意外と暑い国って冷房で体が冷えるんですよね……そんな時にこのブランケットのおかげで身体が冷えずに元気で過ごすことができたのです😃
そして翌日、日曜日、またまた大波乱のスークへ――