手軽&おしゃれな端切れ布活用術! キャリーケースのタイヤカバーを作ってみよう
目次
布を使ってハンドメイドをしていると、余った端切れの使い道に悩まされることがあります。端切れの活用方法としてよく挙げられるのはコースターや巾着、ポーチへの転用。もちろんこれらの活用方法も素晴らしいのですが、今回はキャリーケースのタイヤカバーを端切れの使い道としてご紹介したいと思います。
キャリーケースのタイヤカバー
旅行や帰省、出張。ハンドメイド作品の販売会や委託店舗への納品などでも使うキャリーケース。そんな便利なキャリーケースですが、外出先から帰った際室内へ持ち込むために汚れたタイヤの手入れをするのはなかなか面倒。筆者も旅行や帰省でよくキャリーケースを使用するので、毎回タイヤの汚れ落としに苦慮しています。
多くの場合キャリーケースを使用するような外出から帰ってきた後は、疲れているもの。そんな時に活躍するのが、タイヤに装着するだけでそのまま部屋へ持ち込むことが出来るタイヤカバーです。市販もされていますが、作りが簡単なので手軽な端切れの使い道としてハンドメイドもおススメです。
“端切れ”だからこそ
キャリーケースのタイヤは4つですが、必ずしも4つ同じ柄で揃えなくてもOK。なぜなら自宅でキャリーケースを保管する場所の多くは物置やクローゼットなどの収納のためのスペースで、あまり人目につきません。余った端切れで4つバラバラの柄でも、派手なものでも気にする必要はあまりないため、端切れの使い道としてよいのではと考えました。
外出後のキャリーケースのタイヤは汚れているので、おのずとカバーの内側は汚れてしまいます。余りの端切れならば気軽に扱うことが出来る分、洗ったり廃棄したりもしやすい。
作り方も簡単で手軽に取り組めることもメインの制作ではなく、あくまでも端切れの処理の一環としてのハンドメイド向けです。
まずキッチンペーパーなどの柔らかい紙でタイヤを覆い、おおよそのサイズを確認します。

確認した紙をもとに端切れをカット。裁断後はほつれ止め液を塗り、乾かします。

ゴムひもを通すために縁を折り返し、平縫いをしていきます。カットの際に、折り返す幅の長さで切り込みを入れておくと、縫いやすく、ゴム紐も通しやすくなります。

一周縫い終えたらゴム紐を通します。

タイヤが入る程度にゴムの長さを調整、縛ってゴム紐をカットしたら完成です。


さいごに
端切れの活用法としての、キャリーケースのタイヤカバーづくり。手軽に作ることが出来、気軽に便利に扱えるおすすめのハンドメイドアイデアです。
旅行がお好きな方や、ハンドメイド作家の活動でよくキャリーケースをお使いになる方には特におすすめです。使い切れていない端切れに悩んでいる方も、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。