デザインフェスタで出会った素敵なディスプレイ 後編
国内外から多くのアートファン、ハンドメイドファンなどが集うアジア最大級のアートイベント、デザインフェスタ。2024年5月18日、19日に開催されたvol.59にて、ある・みるMEDIAが出会った素敵なディスプレイレポート、後編をお届けいたします!
今回はブースの世界観に注目したい6ブースをご紹介!
今回もそれぞれの出展者がディスプレイの中でお気に入りのポイントも伺っておりますので、一緒にお楽しみください。
Blume nana , Flower and Style , Mashuu Flower
Blume nana shop
Flower and Style shop
Mashuu Flower shop

まるで街角の花屋さんのような明るく華やかなブースは、造花を使ったフラワーアレンジメント作家3名による合同出展。

展示していたアイテムの中にはウェディングブーケも。結婚式やフォトウェディングを挙げる際、直に試着することが難しいブーケですが、造花を用いることでドレスに合わせて実際のイメージを膨らませることが出来るようになります。この日もブースでも実際にブーケを手に持つことが出来ました。 プレ花嫁へ向けたブーケの体験会も企画されているそうです。
ブースのお気に入りのポイントを伺うと、アイテム毎にまとまっていて、ナチュラルでかわいいところ、とのことでした。

壁面と雰囲気のよく合うナチュラルウッドの棚を使った展示は、統一感が素晴らしく、会場内でも目を引く素敵なブースでした。
꒰⑅ Dreamy rabbit ⑅꒱ ゆきうさぎ。

꒰⑅ Dreamy rabbit ⑅꒱ ゆきうさぎ。さんのブースは、作品であるぬいぐるみの柔らかな色味と質感に合わせた、丸みのある優しいイメージでまとめられていました。
なんと今回がデザフェス初出展とのこと!記念すべき初参加に取材させていただき、ある・みるMEDIAとしても嬉しい限り。
「思っていたよりもテーブルが小さくて……」とセッティングに苦労されたようでしたが、それを全く感じさせないクォリティの展示です。
お気に入りは高さ出しにもなっている壁と、カゴを使っているところ。
よく見ると、カゴの中の嵩増しの部分にもレースがあしらわれていて、細やかなこだわりを感じました。


Delphi mee..:* デルフィ-・ミ-

お花のアクセサリー作品を販売するDelphi mee..:* デルフィ-・ミ-さんは、ディスプレイもナチュラル。
シャビーで明るくて透明感のあるイメージを大切にされているそうです。
テーブル奥に配置された、天面が屋根のようになっている木製の什器は特注というこだわり!屋根の部分には、活動されている屋号も入っている特別な一品。


ディスプレイのお気に入りのポイントはトレイの什器。透明感のあるお花の髪飾りにとても合っていました。さりげなく添えられた造花もナチュラルな雰囲気を際立たせています。

sugar me

“自分を甘やかす”をコンセプトにロマンティックでガーリーなアクセサリーを製作・販売しているsugar meさん。
ブースも甘くてとてもかわいい空間になっていました!
作品であるアクセサリーはもちろん、作品を陳列するためのトレイやカゴ類、ぬいぐるみやオブジェなどもかわいいものばかりで、お気に入りのポイントを伺った際に「どの部分もかわいい……!」と仰っている横で大きく頷いてしまいました。とにかく“かわいい”が詰まったブースディスプレイです。



「しいて言うなら……」と伺ったお気に入りポイントは、ディスプレイのアクセントになっているレトロ風の電話や、かわいいヘアアクセサリーがぎゅっと詰まったコーナーだそう。こだわりがたくさん詰まっていることが伺えます。


shikisoumonogatari

続いてはエリア内の照明を落としたデザインフェスタならではの暗いエリアで出会ったブースから。
shikisoumonogatariさんはブースをパイプでぐるっと囲み、シアー素材の薄い布をたらすことで壁のような使い方をされていました。ブース手前にもカフェカーテンのような短い布をフェイクグリーンと一緒にたらし、ぽっと灯る明かりがグリーンと布を照らす様子は、幻想的な雰囲気とナチュラルな雰囲気とが絶妙なバランスで混ざり合っています。
お気に入りはトレイの使い方だそう。鏡面になっているトレイは、照明と作品を反射し作品を更に幻想的に演出。縁のデコラティブなデザインもビンテージ風で素敵です。


CIRQUE

暗いエリアからもうひとつ。左右と奥の三面をパネルで囲んだ、CIRQUEさんのブースをご紹介いたします。
入口は透け感のあるグリーンのカーテンがかかっており、秘密の宝飾店のような不思議で、どこか特別感を感じるような演出になっていました。


中にはテーブルの他、壁面にも作品が展示されています。
お気に入りはテーブルのこちらの一角。暗いエリア特有の闇と、照明による光のコントラストによって美しく展示ができました、と仰っていました。

特に色鮮やかな石を使ったリングをメインにしたコーナーは、そのコントラストを強く感じられます。

さいごに
デザインフェスタvol.59で出会った素敵なディスプレイ後編、いかがだったでしょうか。
取材にご協力くださった各ブースの出展者様、本当にありがとうございました。どのブースもこだわりや“好き”が詰まっていてとても素敵でした。今回も各出展者のInstagramなどへのリンクを設けておりますので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
デザインフェスタにはこのような素敵なブースが数多く出展されています。見て歩くだけでも情報量が多く、本当に楽しいイベントですので、今後の開催の際には足を運んでみてはいかがでしょうか。きっと多くの刺激を受けることが出来るはずです。