HMJに行ってきました‼~人気ブースの法則って何⁉~2024年1月イベント見学レポート!
去る1月13日、14日に東京ビックサイトで開催された、日本最大級・クリエーターの祭典HMJ(Hand Made in Japan Fes)に行ってきました。
10周年を迎え、全国から集まった約3,000人のクリエーターの作品と出会えるなんて、もう、最初からわくわくが止まりません。いやいや、取材、取材!(笑)
会場への長いエレベーターを降りながら、すでに感じる熱気。
特設ブースには「だるま」のテーマに、応募があった約100人の作家さん作品が並んでいました。「1つのテーマからこんなに広がるもの⁉」まじまじと作品を眺めながら「これこそ、手作りの醍醐味じゃない? 自分だけの世界観を創りあげてる! まさにクリエーター!」
と、会場に入る前からテンション上がる私(笑)
会場に入って、まず目に飛び込んだのは、各伝統工芸とのコラボブース。
京都、熊本、岡崎シルクなど、伝統工芸と様々な作家さんがコラボで作品を作成。
もちろん、ご自身の作品も販売。
中でも目をひいたのが、和銅寛さんとAlisaさんのコラボ
青銅器と、ステンドグラスの融合。
多くの人が足をとめ、見入っています。
和同寛:https://www.creema.jp/c/wadokan
Alisa:https://www.creema.jp/c/mizunaga-alisa
とにかく美しい。
お話を伺うと、主催者側からの提案による企画で、はじめは戸惑ったけれど、コラボすることによって今まで考えたこともなかったデザインが生まれたそう。青銅は教科書でしかみたことなかったけれど、間近でみると大きな存在感があり、ステンドグラスとの調和で安心するような温かみを感じる。
しかし入ってすぐに目を引いたのはなぜ?
照明使いの技
会場は白熱灯。大きな会場全体を照らしていますが、人が集まるブースの多くは、ご自身の作品に合ったライトアップをしてる。
お二人のブースもこのライトの色が他とは違う雰囲気を醸していたのです。
アクセサリーやガラス製品、サンキャッチャーなど輝きによって人目を引いているブースには自然と足が止まります。
空間を使って高さを演出
他にも人が集まるブースはどこか探してみる。
エリアによってレジンアクセサリーや革細工など似たジャンルが集まっていたのですが、
同じように素敵な作品でも、やはり人の集まりには差がありました。
足を止めるのは立体的な飾りや、高さのあるブース。
広い会場、たくさんの出展者なので、お目当てのクリエイターがなければ、見回した時に目につくところへ人は流れていくように感じる。
高さを出しているブースは遠くからでも目立ちます。
圧倒的な世界観
そして何より圧倒的な世界観。
本当に多くの人が足をとめていたこちら。
物語の中に入ったようなディスプレイ。
Atelier des ours【アトリエ デ ウルス】
~銅で作ったこびとと 流木との出会い~
https://twitter.com/atelier_ours
「想い」を伝えるために、足を止めてもらおう
出店している皆さんは、作品が売れることが一番かもしれないけれど、自分の作品を見てもらいたい、知ってもらいたいという気持ちもあるのでは?いろいろな出展者さんにお話しを伺うと、皆さんの作品に対する想いがとても熱い。
藍の種を撒くところから始める草木染作家さん、義祖母の住む奄美大島のシーグラスでアクセサリーを作る作家さん。何度も失敗しながらタンポポの綿毛をドライフラワーにしている方。そんな想いも、足を止めてもらえないと伝えることができない。
出店する場合はブース全体のディスプレイを考えることも大切。
そして、会場に出向いて雰囲気を知ることも大切だと実感。
私は横浜エリアのフェスやマルシェによくでかけるのですが、今回のHMJとは雰囲気が違う。 自分が出店したいフェスやマルシェは、実際に足を運び雰囲気やレイアウト、他の作家さんの工夫を感じてみると良いのかもしれません。
素敵なイベント情報をお待ちしております! ある・みる運営事務局が取材に伺います。
PERSON
ライターふぅ