目次
- 1.●北海道地方
- 2.リフレクションズ―いつかの光(北海道)
- 3.●東北地方
- 4.企画展 藤田嗣治 × ファッション(秋田県)
- 5.深堀隆介展-水面のゆらぎの中へ(青森県)
- 6.●関東地方
- 7.約束の場所で ブック・アートで広がるイマジネーション(埼玉県)
- 8.Perfume COSTUME MUSEUM FINAL EDITION(東京都)
- 9.オランダ×千葉 撮る、物語るーサラ・ファン・ライ&ダヴィット・ファン・デル・レーウ×清水裕貴(千葉県)
- 10.若江漢字とヨーゼフ・ボイス 撮影されたボイスの記録、そして共振(神奈川県)
- 11.描く人、安彦良和(東京都)
- 12.NEGORO 根来 - 赤と黒のうるし(東京都)
- 13.ムットーニ セレクション―2024年度寄託作品を含むムットーニ特集展示―(東京都)
- 14.●中部地方
- 15.吉岡弘昭展 哀しみとおかしみを湛えた不思議な魅力(愛知県)
- 16.大正・昭和“モード”の源泉―国立美術館 コレクション・ダイアローグ―(岐阜県)
- 17.文化財と鬼師展(愛知県)
- 18.「ひと、能登、アート。」(石川県)
- 19.ちょっと深く楽しむ、古美術―坦庵さんの刀剣から白隠さんの書画まで―(静岡県)
- 20.三代歌川豊国生誕240年記念 三代豊国の東海道(静岡県)
- 21.田畑あきら子展(新潟県)
- 22.第50回記念 全国大学版画展(長野県)
- 23.北島敬三写真展 借りた場所、借りた時間(長野県)
- 24.●近畿地方
- 25.Osaka Directory 10 Supported by RICHARD MILLE 金 光男(大阪府)
- 26.レオ・レオーニと仲間たち(京都府)
- 27.特別展 やすらぎの近代絵画―ユニマットコレクション ミレーからワイエスまで―(兵庫県)
- 28.●中国地方
- 29.現代日本画名品選Ⅱ 今を彩る画家たち(島根県)
- 30.●四国地方
- 31.●九州地方
- 32.OPAM開館10周年記念 きらめく日本美術 1300年の至宝展(大分県)
- 33.没後40年 鴨居玲展 見えないものを描く(大分県)
2025年11月に美術館で開催されるイベント情報です。
※予定は変更される場合がありますので、足を運ぶ際は事前に調べてからご来場下さい。
●北海道地方
北海道地方(北海道)の美術館でのイベント情報一覧です。※2025/10/16調べ
リフレクションズ―いつかの光(北海道)
開催日:2025年11月15日(土)~12月21日(日)
場所:札幌芸術の森美術館(北海道札幌市南区芸術の森2丁目75番地)
北海道に生まれ、暮らし、またはひとときこの土地で過ごした経験のある5組のアーティストによる現代美術展です。彼らが眼前の風景や自然現象を鋭敏に知覚し、それらを絵画、彫刻、写真、映像、音響など、それぞれの方法であらわした作品群を通して、私たちをとりまく世界へのあらたな視点を提示します。
●東北地方
東北地方(青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県)の美術館でのイベント情報一覧です。※2025/10/16調べ
企画展 藤田嗣治 × ファッション(秋田県)
開催日:2025年11月15日(土)~2026年1月18日(日)
場所:秋田県立美術館(秋田県秋田市中通1丁目4-2)
藤田嗣治は、布の質感や色、模様に惹きつけられ、若い頃から晩年まで、さまざまな布を収集していました。そして、それらを作品のなかに描き出しています。また、藤田はミシンや手で衣服を縫いあげ、それを着用した姿を写真に残しています。
このたびの展覧会では、藤田が描いた作品などから、布や衣服、衣装に対する画家の想いをよみときます。
深堀隆介展-水面のゆらぎの中へ(青森県)
開催日:2025年11月15日(土)~2026年1月18日(日)
場所:青森県立美術館(青森県青森市安田字近野185)
本展では初期の立体作品から、絵画、映像、大規模なインスタレーションなど新作を含む作品約300点を一挙紹介。深堀が一貫して取り組んできた金魚の造形にあらためて光をあて、描くこと、リアルであることに対する作家の思想に迫る展覧会です。
●関東地方
関東地方(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)の美術館でのイベント情報一覧です。※2025/10/16調べ
約束の場所で ブック・アートで広がるイマジネーション(埼玉県)
開催日:2025年11月15日(土)~2026年1月18日(日)
場所:うらわ美術館(埼玉県さいたま市浦和区仲町2-5-1 浦和センチュリーシティ 3階)
本展では、イギリス南部のサウサンプトン大学および南西部ブリストルの西イングランド大学の協力のもと、両大学が長年にわたり研究してきたイギリスのブック・アーティストたちの作品と、うらわ美術館所蔵の「本をめぐるアート」コレクションを組み合わせて紹介します。
展覧会タイトル「約束の場所で」は、国や文化を越えて、うらわ美術館所蔵の作品とイギリスのブック・アーティストたちの作品が出会い、共鳴し合う「場」を意味しています。そしてその「場」は同時に、鑑賞者一人ひとりが作品と向き合い、自分にとっての「ブック・アート」とは何かを自由に思い描くための、想像の出発点でもあります。本展を通じて、ぜひその広がる無限の可能性に触れてみてください。
Perfume COSTUME MUSEUM FINAL EDITION(東京都)
開催日:2025年11月15日(土)~2026年1月12日(月)
本展は『Perfume COSTUME BOOK 2005-2020』(文化出版局、2020年)を起点に、メジャーデビュー以降の選りすぐりの衣装を紹介する大規模衣装展として、2023年から全国を巡回してきました。グランドフィナーレとなる横浜会場では、特別な演出として「FINAL EDITION」仕様で展示を構成。これまで別々に展示していたミュージックビデオとツアーの衣装を、年代順に並べて同じ空間で展示することで、各時期のデザインの特徴や表現の広がりを、より鮮明に鑑賞できます。
Perfume COSTUME MUSEUM FINAL EDITION
オランダ×千葉 撮る、物語るーサラ・ファン・ライ&ダヴィット・ファン・デル・レーウ×清水裕貴(千葉県)
開催日:2025年11月15日(土)~2026年1月18日(日)
場所:千葉県立美術館(千葉県千葉市中央区中央港1-10-1)
本展は、「テオ・ヤンセン展」(令和5年度)に続くオランダとの文化交流の一環として開催され、抽象的な構図、反射、影の使い方、独特のフレーミングなどを特徴とするストリートフォトが注目を集める、オランダの新進気鋭の写真家、サラ・ファン・ライとダヴィット・ファン・デル・レーウの作品を日本で初めて紹介する展覧会です。
若江漢字とヨーゼフ・ボイス 撮影されたボイスの記録、そして共振(神奈川県)

引用:神奈川県立近代美術館公式HPより
開催日:2025年11月15日(土)~2026年2月23日(月)
場所:神奈川県立近代美術館 葉山(神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1)
ドクメンタ7でのアクション(パフォーマンス)や来日の際に若江がボイスの姿を間近で撮影し、またドイツ内外で主要なボイス展を記録した写真は、貴重な証言であると同時に若江の作家的視点を伝えます。多くが初公開となる記録写真と並行して二人の造形作品を展示し、両者の共通項と独自性を考察します。。
描く人、安彦良和(東京都)
開催日:2025年11月18日(火)~2026年2月1日(日)
場所:渋谷区立松濤美術館(東京都渋谷区松濤2-14-14)
展覧会では初公開のものも含むアニメ制作の貴重な資料、美麗なカラーイラスト、デビュー当初から最新作までの漫画原稿など、約50年間にわたる仕事の数々を紹介。圧倒的な画力、壮大なスケールの物語性、時代や歴史を見つめる鋭い視線、天与の才能をもつ「描く人」。安彦良和のクリエーションの軌跡をたどります。
NEGORO 根来 - 赤と黒のうるし(東京都)
開催日:2025年11月22日(土)~2026年1月12日(月)
場所:サントリー美術館(東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階)
本展は、根來寺が繁栄を極めた中世の漆工品を中心に、その前後の年紀を有する品や伝来の確かな名品・名宝を一堂に紹介します。中世に花ひらいた、日本を代表する漆の美を心ゆくまでお楽しみください。
ムットーニ セレクション―2024年度寄託作品を含むムットーニ特集展示―(東京都)
開催日:2025年11月23日(日)~2025年12月14日(日)
場所:八王子市夢美術館(東京都八王子市八日町8-1 ビュータワー八王子2F)
2024年に6点の作品の寄託を受け、収蔵作家やその作品を紹介する特集展示において、初めてムットーニを取り上げることになりました。抒情的な中型の寄託作品とともに、ムットーニが厳選したダイナミックな大型作品数点とでお届けする「ムットーニ セレクション」をどうぞお楽しみください。新作1点も出品予定です。
●中部地方
中部地方(新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県)の美術館でのイベント情報一覧です。※2025/10 /16調べ
吉岡弘昭展 哀しみとおかしみを湛えた不思議な魅力(愛知県)
開催日:2025年11月15日(土)~2025年12月21日(日)
場所:碧南市藤井達吉現代美術館(愛知県碧南市音羽町1-1)
本展では、初期の油彩作品から版画家としての評価を確立したドライポイントによる〈変身シリーズ〉、多版多色刷の諧謔的な表現により独自の作品世界を切り拓いた70~80 年代の版画から新作の絵画に至るまで、約60年に及ぶ吉岡の画業を総覧します
大正・昭和“モード”の源泉―国立美術館 コレクション・ダイアローグ―(岐阜県)
開催日:2025年11月15日(土)~2026年2月15日(日)
場所:岐阜県美術館(岐阜県岐阜市宇佐4-1-22)
本展では国立工芸館の豊かなコレクションのうち、特に大正・昭和初期に流行した“スタイル”に焦点をあてています。ジャポニスム、いわゆる日本趣味の影響を受けた19世紀末のアール・ヌーヴォー、20世紀初頭のアール・デコ様式を受けて、日本では自国固有の美意識と結びつき、大正ロマンや昭和モダンガール・モダンボーイといった‘モード’―流行を生み出し、人々の日常に活気を与えました。当時の世相を反映したアクセサリーや家具、金属工芸やガラス工芸、雑誌、ポスターなどは今なお輝きを失っていません。国立工芸館所蔵の工芸・デザイン作品152点を中心に、岐阜県美術館所蔵品から絵画、工芸作品をあわせて紹介します。
文化財と鬼師展(愛知県)
開催日:2025年11月15日(土)~2026年2月15日(日)
場所:富山県美術館(愛知県高浜市青木町九丁目6番地18)
本展では、高浜市に伝わる文化財と、三州鬼師が高浜市の文化財を題材として制作した新たなカタチの瓦芸術をあわせて紹介します。
「ひと、能登、アート。」(石川県)
開催日:2025年11月15日(土)~2025年12月21日(日)
場所:石川県立美術館(石川県金沢市出羽町2-1)
本事業は、東京所在の美術館・博物館が連携し、本事業趣旨に賛同する各館が自ら選んだ、復興を支援する想いを込めた文化財を石川県金沢市内各施設で展示する展覧会を2025年秋に開催するものです。また能登に生まれた桃山絵画の巨匠・長谷川等伯の国宝「松林図屛風」を題材とした映像コンテンツ事業や教育普及事業を石川県内で開催を予定しています。
ちょっと深く楽しむ、古美術―坦庵さんの刀剣から白隠さんの書画まで―(静岡県)
開催日:2025年11月16日(日)~2025年12月21日(日)
場所:佐野美術館(静岡県三島市中田町1-43)
伊豆の人々から親しみを込めて「坦庵(たんなん)さん」と呼ばれるのは、伊豆の代官を務めた江川太郎左衛門英龍(ひでたつ 1801–1855)です。幕末期に黒船来航の脅威をうけ、日本の海防に尽力しました。多忙な政務の合間に詩や書画に遊び、多彩な作品を遺しています。実は坦庵さん、反射炉(大砲鋳造のための溶鉱炉)建造に際し、いにしえより続く日本刀鍛錬で培われた鉄への知見を活かしています。今回は坦庵が弟子入りした刀工・大慶直胤(たいけいなおたね)からの書状や、自ら鍛刀した短刀などもあわせて紹介します。
三代歌川豊国生誕240年記念 三代豊国の東海道(静岡県)

引用:静岡市東海道広重美術館公式HPより
開催日:2025年11月18日(火)~2026年1月25日(日)
場所:静岡市東海道広重美術館(静岡県静岡市清水区由比297-1)
美人画・役者絵の名手として知られ、江戸時代の浮世絵師番付には広重や国芳を押さえその第一に位置付けられた浮世絵師 三代歌川豊国。彼の手掛けた作品は浮世絵師の中でも最も多く、1万点以上にもおよぶといわれています。本展では三代豊国が2026年に生誕240年を迎えることを記念し、三代豊国が描いた「役者見立東海道」を中心に作品を紹介します。
田畑あきら子展(新潟県)
開催日:2025年11月22日(土)~2026年1月12日(月・祝)
場所:新潟県立万代島美術館(新潟県新潟市中央区万代島5-1 朱鷺メッセ内 万代島ビル5階)
若い世代に気軽に美術に親しむ機会を提供するため、新潟県立の美術館としては初めて、大学生と高校生の観覧料が無料になる、学生無料ウィークを実施します。田畑あきら子は、1960年代に芸術にあこがれて情熱を傾けた若者の一人でした。若い作家が悩みながらも全身全霊をかけた作品をご覧ください。
第50回記念 全国大学版画展(長野県)
開催日:2025年11月29日(土)~2026年1月12日(月・祝)
場所:上田市立美術館(長野県上田市天神三丁目15番15号)
全国の美術系大学で版画を専攻する現役大学生の選抜作品を紹介する「全国大学版画展」。みずみずしい感性で次代を担う版画作品が全国から集結します。本展は「日本の美術大学における版画教育の進歩発展と版による造形表現の研究」を目的として1974年に発足した大学版画研究会(現・版画学会)の活動の一環として行われてきました。本年は、50周年を記念する特別展も同時開催します。
北島敬三写真展 借りた場所、借りた時間(長野県)
開催日:2025年11月29日(土)~2026年1月18日(日)
場所:長野県立美術館(長野県長野市箱清水1-4-4)
被写体や撮影スタイルの劇的な変遷を辿った北島は、同時に自身の仕事を読み返し、作品を再構成するという作業を繰り返してきました。本展では、北島のキャリアの中で2度、象徴的に現れるフレーズ「借りた場所、借りた時間」を手がかりに、写真家自身の手によるニュープリントや、重要な作品発表の場として機能した雑誌や写真集などの資料を通じて、その50年にわたる仕事の読み返しを試みます。
●近畿地方
近畿地方(三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)の美術館でのイベント情報一覧です。※2025/10/16調べ
Osaka Directory 10 Supported by RICHARD MILLE 金 光男(大阪府)
開催日:2025年11月15日(土)~2025年12月14日(日)
場所:大阪中之島美術館(大阪府大阪市北区中之島4-3-1)
大阪中之島美術館では、関西・大阪21世紀協会との共同主催により、関西ゆかりの若手アーティストを個展形式で紹介するシリーズ「Osaka Directory Supported by RICHARD MILLE」の第10弾として、金 光男(きむみつお)の個展を開催します。今回の展覧会は、彼にとって生まれ育った大阪で初めて開催される個展です。
レオ・レオーニと仲間たち(京都府)
開催日:2025年11月22日(土)~2025年12月25日(木)
場所:美術館「えき」KYOTO(京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町ジェイアール京都伊勢丹7階隣接11)
本展の最終章では、30年以上におよぶレオーニの絵本づくりの軌跡を振り返ります。自己のアイデンティティ、平和な社会への思い、アーティストとしての自負など、レオーニが生涯考え続けたテーマが織り込まれた絵本の主人公たちは、まるでレオーニの分身のようです。絵本ごとに異なる多様な技法や描き方を、どうぞお楽しみください。
特別展 やすらぎの近代絵画―ユニマットコレクション ミレーからワイエスまで―(兵庫県)
開催日:2025年11月22日(土)~2026年1月18日(日)
場所:神戸ファッション美術館(兵庫県神戸市東灘区向洋町中2-9-1)
オフィスコーヒーや介護、リゾートなどの事業を幅広く展開しているユニマットグループの創業者・髙橋洋二氏が、長年にわたり収集し築き上げた西洋美術の一大コレクションから、選りすぐった精華を紹介します。同社の全面的協力を得て開催する本展では、「やすらぎの美」をテーマに、ミレーなどバルビゾン派から、ルノワールやドガらの印象派、藤田嗣治などのエコール・ド・パリ、そしてアメリカの画家アンドリュー・ワイエスを含めた近代絵画約90点を展観します。
●中国地方
中国地方(鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県)の美術館でのイベント情報一覧です。※2025/10/16調べ
現代日本画名品選Ⅱ 今を彩る画家たち(島根県)
開催日:2025年11月19日(水)~2026年3月11日(水)
場所:足立美術館(島根県安来市古川町320)
明治以降の近代日本画壇の作品と比較すると、現代の日本画は、より自由な表現が魅力のひとつといえます。画家たちは、めまぐるしく変化する今日の社会にあって、みずみずしい感性をもって美を追求し、意欲あふれる作品を生み出しています。本展では、現代の画家たちがそれぞれの視点で追求した美の世界を紹介します。画面いっぱいに表される、今の日本画の魅力をご覧ください。
●四国地方
四国地方(徳島県、香川県、愛媛県、高知県)の美術館でのイベント情報一覧です。※2025/10/16調べ
開催予定なし
●九州地方
九州地方(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県)の美術館でのイベント情報一覧です。※2025/10/16調べ
OPAM開館10周年記念 きらめく日本美術 1300年の至宝展(大分県)
開催日:2025年11月22日(土)~2026年1月14日(水)
場所:大分県立美術館(大分県大分市寿町2番1号)
本展では、古代から近世に至るまで、旧豊前・豊後の地域に伝わる古美術の数々に焦点を当て、大分ならではの美の特色を探ります。宇佐神宮から始まった八幡信仰、大友氏と禅宗、南蛮美術、豊後南画など、多彩なテーマを横断的にご紹介。京都や江戸、さらには中国といった「中央」の文化との交流の中で、独自の豊かな特徴を開花させ、発展していった大分の美術の全貌をはじめて明らかにします。
没後40年 鴨居玲展 見えないものを描く(大分県)
開催日:2025年11月22日(土)~2026年2月1日(日)
場所:長崎県美術館(長崎県長崎市出島町2-1)
本展は笠間日動美術館、ひろしま美術館、石川県立美術館、そして長崎県美術館の作品を中心に、画業初期から絶筆に至るまでの作品(未発表作品も含む)によって構成されます。孤独や不安、死の恐怖など、人間の内面に宿る暗い影に正面から向き合った鴨居の作品は、混沌を極める現在だからこそ、我々が生きていく上で大きな示唆を与えてくれるでしょう。
