話題のパンチニードル ビギナーの作品づくりをレポート!
目次
記事「ほんとうに簡単?パンチニードルを初体験!」でパンチニードルを初体験した筆者は、まだまだ練習が必要なビギナー。練習を兼ねて作品づくりをしているところです。
今回は筆者の習作を通して、ビギナーでも作りやすい作品や失敗した作品について紹介したいと思います。
モチーフをそのまま使って
緑色の毛糸で簡単なハート型をつくり、練習をしているとどうしてもあるモノにしか見えなくなりました。
![](https://arumiru.com/app/uploads/2024/03/08113810/2024-03-08-11-10-08-594.jpg)
そう、ブロッコリーを上から見た状態です。そこで今度は丸型をつくり、裏面の処理のため手芸用ボンドで固める際に、紐を通すためのループをリボンでつくりぬいぐるみ用のポシェットを作りました。ブロッコリーのポシェットです。
![](https://arumiru.com/app/uploads/2024/03/08113838/2024-03-08-11-07-34-673.jpg)
※ぬいぐるみはぬいぐるみ作家のぺぺくまさん(Instagram:@pepe_____kuma)からお迎えしました。口が「ほ」と言っているように見えるので「ほーちゃん」。何を着けてもかわいいわが家のモデル担当です。
裏面はボンドの処理を隠すために花柄のハギレを使用しています。
次は色を2色使う練習として、目玉焼きを作ってみました。
![](https://arumiru.com/app/uploads/2024/03/08113920/2024-03-08-11-08-59-803.jpg)
今度はリボンではなくカラーの平ゴムを2本付けてリュックサック風に。(これもほーちゃんによく似合います。)
裏面はブロッコリーと同じようにボンドの処理を隠すために赤いチェック柄の布を貼りました。
どちらも紐やゴムではなく、リボンのループにボールチェーンや金具を付ければキーホルダーとしても使えます。縁を刺繍糸でかがると、更にかわいくなりそう。
次は先ほどの目玉焼きが思いのほかかわいく出来たので、Seriaで販売しているミニトートに目玉焼き模様を刺して、オリジナルトートを制作してみました。
![](https://arumiru.com/app/uploads/2024/03/08114437/Gallery_1709865840688.jpg)
少し硬めのキャンバス地で厚みも薄くはないため、生地に針を刺すのに力が必要でしたが、ゆっくり進めれば問題ない程度。トートの裏面の処理はボンドではなく接着芯を使用しました。アイロンで簡単に素早く裏面が処理できるのも魅力。
失敗したものも……
練習をする中で、思っていたように上手くいかず失敗したのは、
・キャラクターなど顔のデザインがあるもの
・文字のデザインが細かいもの
でした。
使用する糸の大きさとデザインのバランスが悪く文字が潰れてしまったり、刺繍のあとから施した刺繍周辺のカットが上手くいかず刺繍が埋まってしまい失敗。原因は文字のデザインを細かくしてしまったことと、刺繍とパンチニードルの順番が今の技術に合っていなかったこと。筆者の今の技術では、文字のデザインはある程度大きく、顔などの刺繍はカット後に仕上げとして行った方が綺麗に仕上がることがわかりました。上達したら細かいデザインが綺麗に仕上げられるようになると思うので、それを踏まえて今後も練習を重ねたいと思います。
さいごに
まだはじめたばかりのビギナーの筆者はシンプルなデザインから少しずつ、練習としての作品づくりを楽しんでいます。今は難しいデザインも、今後制作できるようになることを目指してこれからも練習を重ねて行きたいと思います。