子どもから推し活まで!?ぬいぐるみの“いま”
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「ぬいぐるみ」を「撮影する」で「ぬい撮り」。ぬいぐるみを愛する方々から始まったぬいぐるみのブームは今や推し活にも枝葉を伸ばしています。
今回はそんなぬいぐるみやぬい撮り、ハンドメイドのアイテムも多いぬいぐるみ用アイテムについて紹介いたします。
“ぬい撮り”ブーム
2010年代中頃、子ども達以外にも大人のぬいぐるみ愛好家の間で大きな盛り上がりをみせたぬい撮り。自宅やお出かけ先にぬいぐるみを一緒に連れて行き、食事や風景に一緒に撮影して楽しみます。当時は東京ディズニーシーで販売している「ダッフィー&フレンズ」シリーズや「かえるのピクルス」、こぶたの「ぷーとん」などが特に人気がありました。2017年にはタカラトミーアーツから発売された、ぬい撮りを意識した「ちょっこりさん」シリーズは発売開始から5年間で累計出荷数が250万個を超えています。これらのシリーズは安定した人気があり、多くのファンに支えられています。
ぬいぐるみ×推し活
ここ数年、特に人気があるのは、アニメのキャラクターやK-POPアイドルを模した「推しぬい」。近頃は自作するための型紙が掲載された専門の書籍が販売され、売り場にコーナーを設ける手芸店もあるほど。遠い推しという存在を手元で愛でることが出来る推しぬいは、推し活を愛する広いファン層から支持を得ています。
ぬいぐるみ用アイテム

ぬいぐるみをさらに素敵に演出するアイテムも多く登場しています。
公式でぬいぐるみ用の衣装や小物の販売をすることももちろんありますが、シリーズとして人気があるぬいぐるみや推しぬいは、サイズの規格が同じもしくは近いものが多くハンドメイド販売サイトでもぬいぐるみ用の衣装や小物が多く販売されています。筆者も東京ディズニーシーで販売されている「シェリーメイ」のぬいぐるみを愛好していて、これまで何度も衣装を手作りしたりハンドメイド販売サイトで購入したりして楽しんできました。
作家によっては人気があり販売後ものの数十秒で作品が売れてしまう、なんてことも起きていて実は人気のジャンルです。
衣装もTシャツやパジャマなど普段の装いのものから、ドレス風・タキシード風といったフォーマルなものや学生服、メイド服、サンタ風といったコスプレに近いものも販売されています。小物の場合は靴や帽子、バッグなどのファッション小物からそれらを収納するハンガー、ハンガーラック、ぬいぐるみ用のイスやベッドといった家具まで様々です。
どうやって楽しんでいるの?

ぬいぐるみに衣装やアイテムを身に着けさせて、自宅で一緒に過ごしたり写真を撮影したり、一緒にお出かけをすることもあります。お出かけ先はカフェや公園以外にも、テーマパークや推し活のイベントなどにも連れていくことも。SNSにその様子を投稿する方もいれば投稿せずに個人で楽しまれている方もいて、思い思いにぬいぐるみとの暮らしやお出かけを楽しまれています。
さいごに
かつて子どもの物だったぬいぐるみは、いまや大人のぬいぐるみ愛好家だけでなく推し活を楽しむ方々からも愛され、親しまれています。
ハンドメイド販売サイトでも販売されているジャンルのひとつとして人気の、ぬいぐるみ用アイテムについて書かせていただきました。ハンドメイドのチャレンジとしてもおすすめです。