伝統とアートの街金沢で金箔ハンドメイド体験!
目次
- 1.金箔貼り体験
- 2.さっそく体験!
- 3.ワークショップが豊富な金沢
- 4.さいごに
東京から続く北陸新幹線の終点、人気観光地の石川県金沢市。日本海の美味しい海の幸やアートの街としても知られる金沢市を旅してみたので、出会ったアートやハンドメイドについて、紹介したいと思います。
金箔貼り体験
金沢の伝統工芸といえば金箔。
金箔をのせたソフトクリームが定番になるほど、金箔は金沢を象徴する存在です。
お盆や手鏡などに金箔を貼る体験ワークショップも人気で、ガイドブックに掲載されるほど。今回の2泊3日の旅でも体験したいと事前に考えはしたけれど、人気過ぎて予約がとれず。早めに予約をしないとすぐに埋まってしまうようでした。
旅をともにしたパートナーも体験したがっていたので、「また来た時にはやろう」なんて話をして一路金沢へ。
初日に訪れた21世紀美術館は無料の閲覧エリアがフォトジェニックで観られる作品も多いことが近年人気となっている観光スポット。僕たちも無料の展示を目当てに足を運んでみたところ、美術館のすぐ横にある「今井金箔」広坂店が目に留まりました。
金箔を施した品を見てみようと入店してみると、バッジに金箔を貼る体験案内のPOPが。予約不要で、その場ですぐに体験出来るとのことだったのでこれ幸いと体験してみました!
さっそく体験!
レジで体験の代金を払うと、店内のテーブルに案内されました。バッジの形はオーソドックスな丸型、かわいい猫型、金箔ソフトクリームを模したソフトクリーム型の3種類。丸型と猫型は金箔を貼る柄の種類も多く、僕は猫型で金箔の面が広くモダンな柄をチョイス。彼女は近年の金沢らしい金箔ソフトクリームの形と柄を選びました。
配られた金箔には保護シートがのせられていて、飛ばしたりしないようにゆっくりシートを外していく。バッジの表面は金箔を施す柄の形でのりが付いており、針の部分を手に持ち表面を下にして静かに金箔の上に着地させる。ぽんぽんと優しく押し付けてやり、持ち上げると四角い状態で金箔ごと持ち上がるので、柄以外の余分な金箔を刷毛で取り除いて完成。
とても手軽な仕様で、初心者でもムラなどなくきれいに貼ることが出来ました。
彼女も上手に貼ることが出来、とてもいい旅の思い出と記念のお土産になりました。
ワークショップが豊富な金沢
金箔貼り体験以外にも、金沢では様々な体験型ハンドメイドワークショップが開催されています。たとえば金沢伝統の九谷焼。釉薬を使った絵付け体験から、最近は転写シートを利用した手軽なワークショップもあるとのこと。ほかにも加賀友禅の彩色体験や、金沢市の稀少伝統工芸に認定されている金属工芸である加賀象嵌(かがぞうがん)でのアクセサリー製作など。近年は色鮮やかな水引を使ったアクセサリーやご祝儀袋も人気です。
さいごに
豊富な海の幸や加賀野菜などの食だけでなく、アートや伝統にふれることが出来る体験ワークショップも豊富な金沢市。
食とともにに自分だけのオリジナルの工芸品づくりを旅の思い出に加えてみてはいかがでしょうか。
※当記事は2023年11月の体験をもとに執筆しています。店舗やワークショップへお越しの際は事前に公式WEBページなどをご確認ください。