ハンドメイド作品のネット販売 梱包はどうする?
販売サイトやアプリを通じて作品の販売を行う場合、作品と同じくらい大切なのが梱包。作品の破損を防ぐためはもちろん、商品の世界観をつくる演出のひとつにもなります。
今回はそんな梱包について解説していきます。
【基本の梱包】
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梱包に必要なものの多くは専門店や東急ハンズなどで販売されていますが、100円均一でも気軽に購入できるのではじめは100円均一からスタートするのがおすすめです。
梱包の種類は大きく分けて二種類。
商品自体の包装(ラッピング)と、発送するための配送用の梱包です。
商品自体の包装に必要なものは、
・台紙(アクセサリー等に使用)
※オリジナルで作成する方法もありますが、既製品でもとてもかわいい台紙がたくさんあります。
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/3aa7034d.b4eb43fd.3aa7034e.c153d7d0/?me_id=1239125&item_id=10014412&pc=https%3A%2F%2Fimage.rakuten.co.jp%2Fauc-my-mama%2Fcabinet%2Fogw%2F996604_10.jpg%3F_ex%3D400x400&s=400x400&t=pict)
・透明のOPP袋
※10年間のネットショップ生活で、一番使いやすかったOPP袋がこちらでした。
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・OPP袋を留める用のシールやテープ類
※シールやテープで雰囲気が変わるので、お店にあったデザインのものを選ぶといいですよ(*´▽`*)
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アクセサリー以外の場合はラッピング用の小さな箱もおすすめです。
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配送用の梱包に必要なもの
・発送用の段ボール/封筒
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・緩衝材(プチプチ/発砲スチロール)
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・両面テープ
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破損しにくいものは封筒の方が小包や場合によっては郵送出来るため配送料が安価になりますが、破損のおそれのある作品の場合は念のため配送用の段ボールの使用が無難です。アクセサリーの場合、台紙は作品と一緒にOPPに入れるだけでなく台紙に固定しましょう。固定することで、袋の中で作品が動くことによる破損を防ぎます。
【ラッピングと梱包で世界観を演出】
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対面ではないネットやアプリでの販売では、ラッピングが作品の世界観の演出やブランドとしての人柄を伝えるツールにもなります。破損を防ぐための丁寧な梱包や購入のお礼のthank youカードは、作家が作品を大切にしている様子や作品への愛情を購入者が感じ取ることが出来、開封する際に商品を手にするワクワク・ドキドキ感という付加価値を与えてくれます。
作品自体の包装に使用する台紙やシール等にロゴを使用したり、ブランドのイメージに合わせたデザインにすると作品の世界観を演出することができます。シンプルな作風であればシンプルに、デコラティブな作風の場合はデコラティブなデザインにすると、作品だけでなくラッピング込みで楽しめる商品になります。
【商品に合わせた梱包をする】
せっかく購入した作品が配送時に破損してしまったら、購入してくれた方も残念な気持ちになってしまい、作品の再配送や破損した作品の回収などが必要になってしまいます。破損を防ぐ発送用梱包の基本は、緩衝材などで箱や封筒の中で作品が動かないようにすること。
ポイントは2つです。
・商品とサイズ感が合った箱や封筒を選びましょう。緩衝材で入れることを考慮し、商品よりも一回り程大きいサイズを選びましょう。ぴったりなサイズだと、緩衝材が入らず外装である箱や封筒にかかった衝撃がそのまま作品に伝わってしまいます。
・緩衝材で箱と作品の隙間を埋める
プチプチと呼ばれるエアパッキンや、緩衝材用の発砲スチロール、プレゼント用のラッピングによく用いられる紙を細く断裁した紙パッキンなどで作品と箱の間を埋めましょう。ガラス製品や陶器など、割れやすい・破損しやすい素材の作品は念入りに緩衝材で包み、外装はその大きさに合わせると安心です。
緩衝材は普段消費者として利用する通販などでも使用されていますが、作品の発送の際はそれを再利用するのではなく新品を使用しましょう。見た目や受け取った際の印象もありますが、緩衝材は配送に使用するごとに空気が抜けたり潰れたりと劣化するのでおすすめできません。
さいごに
作品を守り破損を防ぐためだけではなく、ラッピングや梱包で作品の世界観を演出したり作品への愛を表現することで作品を受け取る“体験”も彩っていきましょう。