ぬいぐるみの衣装のアイデアはどうやって得ている?
目次
- 1.材料から着想
- 2.作ったことがある型紙をアレンジする
- 3.参考は子ども服
- 4.さいごに
以前ぬいぐるみ用の衣装づくりの経験をコラムを書かせていただいた折り、衣装づくりの熱がふっと再び灯ってしまい休日を利用して一気に2着程制作してしまいました。
衣装を作る際、第一関門は「デザインのアイデア」。
今回は筆者が普段やっているぬいぐるみ用衣装のデザインのアイデアの考え方について紹介したいと思います。
材料から着想
まずは衣装の素材から着想を得るパターン。
手芸店や100円均一、もしくはSHEINなどの通販サイトで材料を見て周りながら、「この素材でどんな衣装を作ったらかわいいかな」と考えます。
この方法で着想を得た経験がおありの方もいるのではないでしょうか。
そのくらいオーソドックスな手法でもあるので、アイデアに困ったらまずは素材を探してみるのがおすすめです。
「この素材を使いたいからこんなデザインにしてみよう」なんて想像が膨らむはず。
作ったことがある型紙をアレンジする
自分のハンドメイドの技術に合わせてアイデアを組み立てる手法です。
ぬいぐるみの衣装制作の場合で次はワンピースを作りたいと思っているとします。
その場合、スカートを作ったことがあるのならば、丈を伸ばし、肩ひもをつけることでリゾートワンピースを作ることが出来、Tシャツを作ったことがあるならば裾にギャザーを寄せた別布を着けることで半そでのワンピースに変えることが出来るでしょう。
このように、自分が出来る型紙をアレンジすることも、素敵なアイデアのひとつです。
ぬいぐるみの場合は型紙ですが、その他のジャンルの作品の場合でも、これまで制作した経験でアレンジをしてみると新たなアイデアに出会えるかもしれません。
参考は子ども服
これは筆者が制作したものが販売の用途も無く、個人で使用するためであることで特に気にせずやっている前提と思っていただければと思います。
ぬいぐるみの衣装のデザインを考える際、子ども服ブランドサイトや楽天、SHEINといった子ども服を扱う通販サイトをよく見て参考にしています。
デザインをそのまま作成する、というよりは柄や色の組み合わせ方、「このデザインをこう変えれば作れそう」といったように衣装の形を参考にしています。
形を参考にする際もスカートの丈感や柄を変えることが多い印象です。
さいごに
制作をする上で苦労することも多い分、生み出す楽しみも多いデザインを考える作業。
おとぎ話や果物や星座など、モチーフにこだわったアイデアを考える際以外の、ベーシックなアイデアの着想の手法についてご紹介いたしました。
アイデアが思いつかない際、立ち返ってみる際にお役に立つと嬉しいです。