「屋外ディスプレイについて」
初出展でも慌てない!屋外イベントで必要なもの!同じハンドメイドイベントでも、屋内出展と屋外出展では必要なものが異なります。今回は屋外イベントの出展時に気を付けたいポイントを紹介いたします。
①テント
テントのレンタルが可能なイベントであれば、初出展時はお試しも兼ねてレンタルしましょう。レンタルが無い場合や、今後も出展を考えている場合は購入したいものの、普段あまり使うものではないので迷ってしまいます。
・ワンタッチテントがおススメ。
ペグも不要で設営・撤収が簡単なワンタッチテントがおススメです。ペグが無い分、風に弱いためしっかりとしたウェイトが必要です。(合計20㎏程度を用意)
ウェイトを怠って風でテントが飛ばされてしまうと、周囲の参加者や来場客に怪我を負わせることになりかねないので必ず用意しましょう。
・出展ブースに合わせて
サイズを選びましょう。今後出展を考えているイベントも踏まえてサイズを選ぶと、思わぬ買い替えを防ぐことが出来ます。ブースよりもテントが小さい場合でも、看板などを置いてアイキャッチにすることが出来るので問題ありません。
・タープの色は白がおススメ。
タープ(布の部分)の色が濃いとディスプレイに影が落ちて暗く見えてしまいます。白いタープは日光を柔らかく通すためテント内が明るく感じ、商品の色味も損ない難くなります。
②雨対策

・雨対策には横幕を。
テント内の様子が分かりにくくなるデメリットはありますが、横幕を付けると雨や風だけでなく直射日光からもお客様や商品を守ってくれます。
・タオルを準備。
テーブルやディスプレイが濡れてしまった時にこまめに拭くため、タオルは必需品。
・陳列する商品は厳選
事前に当日の雨が予想される場合は陳列する商品を厳選し、色違いなどはお客様の様子を見て「色違いもございますよ」と見せるなど工夫しましょう。
・大きなビニール袋&台車で荷物を守る。
雨でぬれるのは自分の荷物も一緒。地面に直接置かず、台車の上に上げてなおかつ大きめのビニール袋で包んでおくと安心です。
・延長コードは防雨型のものを。
照明などを使う場合に必要な延長コードは、屋内で使用するものだとショートしてしまう危険があるため、防雨型のものを用意しましょう。
・レインコート&レインシューズも忘れずに!
雨で風邪を引いてしまわないよう、レインコートやレインシューズも忘れずに。販売中だけでなく搬入・撤収時の雨対策でもあります。
③風対策

・チラシやショップカードには文鎮を。
チラシやショップカードなどの風に舞いやすい物には、風予報では無くても重い文鎮を置いておきましょう。
・POPはテープで固定。
商品の値段などのPOPはディスプレイにテープなどで固定すると安心です。今後のイベントでも使用する予定であればラミネート加工をしておくと、テープなどが剥がしやすくなります。
・商品も固定を
商品もなるべくディスプレイに固定。商品の梱包にフック用の穴がある場合は、カードリングを使用すると付け外しがしやすくなります。
さいごに
イベント毎に持ち込みが可能なものやテントなどの什器のレンタル、駐車場の有無や利用方法など、出展に伴う開催の要項をよく読み込みましょう。一言で屋外と言っても屋根付きの半屋外の場合や、海風が吹きやすいなど環境は様々。上記のポイントを正しく参考にするためには、事前に会場の様子を下見に行ったり、過去の参加者のブログやSNSから情報を収集し、当日の環境をきちんと把握することが大切です。しっかり準備をして屋外イベントを楽しみましょう!