9月上旬から美術館で開催されているイベント情報 全国編
目次
- 1.●北海道地方
- 2.下沢敏也 origin-土の命脈(北海道)
- 3.●東北地方
- 4.●関東地方
- 5.津和野町立安野光雅美術館コレクション 安野先生のふしぎな学校(茨城県)
- 6.響きあう絵画 宮城県美術館コレクション カンディンスキー、高橋由一から具体まで(群馬県)
- 7.ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢(東京都)
- 8.時代のプリズム:日本で生まれた美術表現 1989-2010(東京都)
- 9.井上有一の書と戦後グラフィックデザイン 1970s-1980s(東京都)
- 10.特集展示 阿弥陀仏―おわす・みちびく・あらわれる―(東京都)
- 11.[館蔵]秋の優品展 武士の雅遊(東京都)
- 12.自然と魂 利根山光人の旅 異文化にみた畏敬と創造(東京都)
- 13.身体で感じる緑とアート展(東京都)
- 14.カルン・タカール・コレクション インド更紗 世界をめぐる物語(東京都)
- 15.幕末土佐の天才絵師 絵金(東京都)
- 16.現代鳥獣戯画(東京都)
- 17.誕生70周年記念 ミッフィー展(神奈川県)
- 18.●中部地方
- 19.オバケ?展(新潟県)
- 20.ポップ・アート 時代を変えた4人(富山県)
- 21.移転開館5周年記念 ルーシー・リー展―東西をつなぐ優美のうつわ―(石川県)
- 22.川瀬巴水 旅と郷愁の風景(長野県)
- 23.ちひろ 本を読む人 描く人(長野県)
- 24.ヒロシマ トマト 司修展(長野県)
- 25.ちひろ美術館コレクション 生誕220年 アンデルセンの絵本(長野県)
- 26.風景へのまなざし(静岡県)
- 27.国際芸術祭「あいち2025」灰と薔薇のあいまに(愛知県)
- 28.川端龍子展(愛知県)
- 29.●近畿地方
- 30.寄贈記念展 澤乃井櫛かんざしコレクション―美を継ぐ―(京都府)
- 31.特別展「民藝誕生100年—京都が紡いだ日常の美」(京都府)
- 32.山王美術館コレクションでつづる 女性画家たち展(大阪府)
- 33.小出楢󠄀重 新しき油絵(大阪府)
- 34.BBプラザ美術館 2025年度コレクション展Ⅱ 日本画との対話―自然と人間(兵庫県)
- 35.復活! 横尾忠則の髑髏まつり(兵庫県)
- 36.MINGEI ALIVE -いま、生きている民藝(兵庫県)
- 37.特別展 奈良ゆかりの現代作家展 安藤榮作 ―約束の船―(奈良県)
- 38.●中国地方
- 39.永田コレクションの全貌公開〈二章〉北斎-「葛飾北斎期」「戴斗期」編(島根県)
- 40.アルフォンス・ミュシャ展~アール・ヌーヴォーの華~(広島県)
- 41.綺羅 ほしの如く―星野画廊が発掘した近代日本美術史―(広島県)
- 42.●四国地方
- 43.所蔵作品展2025年度Ⅰ「徳島のたからもの」(徳島県)
- 44.大阪・関西万博特別連動企画「浮世絵の華-原安三郎コレクション-」(徳島県)
- 45.●九州地方
- 46.橋口五葉のデザイン世界(福岡県)
- 47.特別展 ベトナム、記憶の風景(福岡県)
- 48.ながさきピース文化祭2025 皇室の名品と長崎―皇居三の丸尚蔵館収蔵品展(長崎県)
2025年9月に美術館で開催されるイベント情報です。
※予定は変更される場合がありますので、足を運ぶ際は事前に調べてからご来場下さい。
●北海道地方
北海道地方(北海道)の美術館でのイベント情報一覧です。※2025/8/4調べ
下沢敏也 origin-土の命脈(北海道)
開催日:2025年9月13日(土)~2025年11月3日(月・祝)
場所:札幌芸術の森美術館(北海道札幌市南区芸術の森2丁目75番地)
本展では作陶の世界と、現代アートの世界とを縦横に行き来しながら作家が挑む、造形表現の「今」に迫ります。
数メートルの大きさに及ぶ土の造形で構成される下沢のインスタレーション作品からは、生命の果てゆく姿と、その残り火の中から再生しようとする兆しを、見てとることができるでしょう。
https://artpark.or.jp/tenrankai-event/shimozawa_2025/
●東北地方
東北地方(青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県)の美術館でのイベント情報一覧です。※2025/8/4調べ
開催予定なし
●関東地方
関東地方(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)の美術館でのイベント情報一覧です。※2025/8/4調べ
津和野町立安野光雅美術館コレクション 安野先生のふしぎな学校(茨城県)
開催日:2025年9月13日(土)~2025年11月16日(日)
場所:茨城県近代美術館(茨城県水戸市千波町東久保666-1)
本展は、“安野先生”の作品を学校の授業科目に見立てた構成で紹介するユニークな展覧会です。細部まで描き込まれた作品をじっくり楽しみながら、「インタレスト」の種を探してみましょう。
https://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/viewer/info.html?id=431
響きあう絵画 宮城県美術館コレクション カンディンスキー、高橋由一から具体まで(群馬県)
開催日:2025年9月13日(土)~2025年11月9日(日)
場所:群馬県立近代美術館(群馬県高崎市綿貫町992-1)
戦後の絵画では、一大潮流となった抽象画や、関西の前衛グループ「具体」の作品などが、熱気に満ちた激動の時代を浮かび上がらせます。宮城県美術館を代表する名品が、当館の展示室に勢ぞろいする、またとないチャンスが訪れます。
https://mmag.pref.gunma.jp/exhibition/exhibition-6195
ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢(東京都)
開催日:2025年9月12日(金)~2025年12月21日(日)
場所:東京都美術館(東京都台東区上野公園8-36)
人びとの心を癒す絵画に憧れ、100年後の人びとにも自らの絵が見られることを期待した画家の夢も、数々の作品とともにこうして今日まで引き継がれてきました。 本展をとおして、家族の受け継いできた画家の作品と夢を、さらに後世へと伝えてゆきます。
https://gogh2025-26.jp/outline/#tokyo
時代のプリズム:日本で生まれた美術表現 1989-2010(東京都)
開催日:2025年9月3日(水)~2025年12月8日(月)
場所:国立新美術館(東京都港区六本木7-22-2)
本展は、80年代初頭以降の国際化の胎動を伝える「プロローグ」に始まり、続く「イントロダクション」では、日本社会が大きな転機を迎えるなか1989年を転換点として登場した、新しい批評性を持つ表現を紹介します。そして、以降の時代をテーマに基づく章=3つのレンズを通して見つめていきます。
https://www.nact.jp/exhibition_special/2025/JCAW/
井上有一の書と戦後グラフィックデザイン 1970s-1980s(東京都)
開催日:2025年9月6日(土)~2025年11月3日(月・祝)
場所:渋谷区立松濤美術館(東京都渋谷区松濤2-14-14)
「戦後」が曲がり角に差し掛かるこの時期、一見奇妙な井上有一の書とグラフィックデザインの連帯は、いかにして成立したのか。そしてこの連帯が目指すものはいったい何だったのか。本展は、西武とパルコを擁する渋谷の地において、井上の書とデザインの関係を考えるものです。それは「戦後」という時代がどのように移り変わり、現在に至っているのかを振り返る確かな手がかりともなるでしょう。
https://shoto-museum.jp/exhibitions/209inoue/
特集展示 阿弥陀仏―おわす・みちびく・あらわれる―(東京都)
開催日:2025年9月13日(土)~2025年12月28日(日)
場所:半蔵門ミュージアム(東京都千代田区一番町25)
清らかな浄土で教えを説き、苦しむ衆生を導いて、救いをもたらす阿弥陀如来。その限りない慈悲に包まれたいと思います。
https://www.hanzomonmuseum.jp/news/2025/08/—-.html
[館蔵]秋の優品展 武士の雅遊(東京都)
開催日:2025年9月2日(火)~2025年10月19日(日)
場所:五島美術館(東京都世田谷区上野毛3-9-25)
鎌倉時代から江戸時代にわたる、和歌、漢学、書画、茶の湯など学藝に打ち込んだ武人たちの探究や武家文化の諸相を紹介。「サムライ」をキーワードに肖像画や武家が所持した名品など館蔵作品約50点を展観します(会期中一部展示替あり)。
特集展示「蔦屋重三郎―江戸には江戸の風が吹く」として、大東急記念文庫の所蔵する洒落本や黄表紙などの江戸時代の書物も同時公開。
https://www.gotoh-museum.or.jp/event/next/
自然と魂 利根山光人の旅 異文化にみた畏敬と創造(東京都)
開催日:2025年9月13日(土)~2025年11月9日(日)
場所:世田谷美術館(東京都世田谷区砧公園1-2)
本展では、油彩約50点、版画約60点のほか、スケッチ約100点に加え、マヤ、アステカ遺跡の拓本やメキシコの蒐集品、記録写真など、総数250点を超える作品、資料で、多彩な利根山光人の仕事を紹介します。あふれるバイタリティと、自由で旺盛な好奇心で力強く歩みつづけた、利根山の創作の軌跡を辿ります。
https://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/special/detail.php?id=sp00226
身体で感じる緑とアート展(東京都)
開催日:2025年9月10日(水)~2025年9月28日(日)
場所:練馬区立美術館(東京都練馬区貫井1-36-16)
白井晴幸、中村萌、廣瀬智央、山口啓介+カセットプラントファクトリー、渡辺泰幸+渡辺さよからなる5組の参加作家は、生命力豊かな植物や人の営みに関連する作品などを発表します。視覚的インパクトに富む写真や彫刻をはじめ、聴覚や嗅覚、触覚へと働きかけるインスタレーションや観客参加型作品など、多様な作品がまちなかと美術館に展開します。
https://www.neribun.or.jp/event/detail_m.cgi?id=202507111752212260
カルン・タカール・コレクション インド更紗 世界をめぐる物語(東京都)
開催日:2025年9月13日(土)~2025年11月9日(日)
場所:東京ステーションギャラリー(東京都千代田区丸の内1-9-1)
本展ではインド国内向けに作られた最長約8メートルの完全な形で残る更紗の優品から、アジアとヨーロッパとの交易で生み出されたデザインを伝える掛布や服飾品、そして国内のコレクションも交えた日本での展開を伝える貴重な作品を紹介します。
https://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/202509_india.html
幕末土佐の天才絵師 絵金(東京都)
開催日:2025年9月10日(水)~2025年11月3日(月・祝)
場所:サントリー美術館(東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階)
高知県外で半世紀ぶりとなる本展は、あべのハルカス美術館(2023年)、鳥取県立博物館(2024年)へ巡回し、いよいよ東京での開催です。「夏祭りに夕立が来たら、屏風より先に提灯を片付けた」と語られるほど、絵金は生活に溶け込みつつ、高知の文化のなかで大切に受け継がれてきました。東京の美術館では初の大規模展となる本展を通じて、絵金の類稀なる個性と魅力をお楽しみください。
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2025_4/index.html
現代鳥獣戯画(東京都)
開催日:2025年9月9日(火)~2025年11月24日(月・振)
場所:郷さくら美術館(東京都目黒区上目黒1-7-13)
本展では、「鳥獣戯画」の世界を再解釈した「現代鳥獣戯画」を中心に、動物たちの豊かな表情や動きを、伝統的な日本画の技法で描いた様々な動物画をご紹介いたします。古典の題目に現代の感性が融合して生まれた新しい「鳥獣戯画」の世界を、ぜひご堪能下さい。
https://www.satosakura.jp/?page_id=10511
誕生70周年記念 ミッフィー展(神奈川県)
開催日:2025年9月13日(土)~2025年11月4日(火)
場所:そごう美術館(神奈川県横浜市西区高島2-18-1)
本展では、初来日となる『うさこちゃんおとまりにいく』(1988年)、『うさこちゃんのだいすきなおばあちゃん』(1996年)の原画をはじめ、ミッフィーシリーズの絵本全32作品の原画やスケッチなどを日本で初めて一堂に展示します。
●中部地方
中部地方(新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県)の美術館でのイベント情報一覧です。※2025/8/4調べ
オバケ?展(新潟県)
開催日:2025年9月13日(土)~2025年12月7日(日)
場所:新潟県立近代美術館(新潟県長岡市千秋3丁目278-14)
本展では多彩なクリエイター約20組がそれぞれの方法で「オバケ」という存在に迫ります。落語やアニメーション、音楽などに加え、500冊のオバケ絵本が並ぶ圧巻の本棚、オバケを探究する「オバケ研究所」、オバケと銭湯という意外な取り合わせによる「オバケ湯」など、盛りだくさんの内容。見て、感じて、知って、なる。楽しさと新しさが満載の、大人もこどもも楽しめる体験型の展覧会です。
https://kinbi.pref.niigata.lg.jp/tenran/kikakuten/kkk_jikaikaisai/
ポップ・アート 時代を変えた4人(富山県)

開催日:2025年9月6日(土)~2025年10月26日(日)
場所:富山県美術館(富山県富山市木場町3-20)
本展はスペイン出身のコレクター、ホセルイス・ルペレス氏のコレクションから約120点の版画、ポスター、服飾を展示します。本邦初公開となるルペレス氏のコレクションを通して、本展では同じ1960年代に脚光を浴びたザ・ビートルズになぞらえて「FAB 4(ザ・ファビュラス・フォー=素晴らしき4人)」と呼ぶ、リキテンスタイン、ウォーホル、ラウシェンバーグ、ジョーンズの4名の作品を中心に、時代を変えたポップ・アートの軌跡をご覧いただけます。
https://tad-toyama.jp/exhibition-event/19503
移転開館5周年記念 ルーシー・リー展―東西をつなぐ優美のうつわ―(石川県)
開催日:2025年9月9日(火)~2025年11月24日(月・振)
場所:国立工芸館(石川県金沢市出羽町3-2)
本展は、20世紀を代表するイギリスの陶芸家ルーシー・リー(1902-1995)の作品を国立工芸館に寄託された井内コレクションを中心に約120点でご紹介します。
https://www.momat.go.jp/craft-museum/exhibitions/564
川瀬巴水 旅と郷愁の風景(長野県)
開催日:2025年9月12日(金)~2025年11月16日(日)
場所:上田市立美術館(長野県上田市天神三丁目15番15号)
本展では、季節や天候、時の移ろいを豊かに表現し「旅情詩人」とも呼ばれた川瀬巴水の画家としての生涯を、初期から晩年までの代表的な作品とともに紹介します。まとめて観る機会の少ない連作(シリーズ)も含め約180点を展示し、叙情的な巴水の世界へと誘います。
https://www.santomyuze.com/museumevent/kawasehasui_2025/
ちひろ 本を読む人 描く人(長野県)
開催日:2025年9月5日(金)~2025年11月9日(日)
場所:安曇野ちひろ美術館(長野県北安曇郡松川村西原3358-24)
本展では「本」を読むこと、描くことについて、ちひろの絵や絵本を通して考えます。
https://chihiro.jp/azumino/exhibitions/99749/
ヒロシマ トマト 司修展(長野県)
開催日:2025年9月5日(金)~2025年11月9日(日)
場所:安曇野ちひろ美術館(長野県北安曇郡松川村西原3358-24)
本展では、広島の原爆を描いた『まちんと』(松谷みよ子文 偕成社)を核として、初期から近作までの司の作品を紹介します。
https://chihiro.jp/azumino/exhibitions/96421/
ちひろ美術館コレクション 生誕220年 アンデルセンの絵本(長野県)
開催日:2025年9月5日(金)~2025年11月9日(日)
場所:安曇野ちひろ美術館(長野県北安曇郡松川村西原3358-24)
2025年は、アンデルセンの生誕220年にあたります。これを機会として、ちひろ美術館コレクションのなかから「雪の女王」や「すずの兵隊」など、アンデルセンの物語を描いた作品を展示します。
https://chihiro.jp/azumino/exhibitions/27208/
風景へのまなざし(静岡県)
開催日:2025年9月13日(土)~2025年11月9日(日)
場所:浜松市秋野不矩美術館(静岡県浜松市天竜区二俣町二俣130)
本展ではすばらしい日本画コレクションで知られる株式会社ヤマタネグループの所蔵品から、奥村土牛(1889-1990)や小野竹喬(1889-1979)、東山魁夷(1908-1999)、平山郁夫(1930-2009)など20世紀の日本画壇を代表する作家たちの風景画をご紹介します。
国際芸術祭「あいち2025」灰と薔薇のあいまに(愛知県)
開催日:2025年9月13日(土)~2025年11月30日(日)
場所:愛知県美術館(愛知県名古屋市東区東桜1-13-2 愛知芸術文化センター10階)
愛知県陶磁美術館(愛知県瀬戸市南山口町234番地)
初めて海外から芸術監督を招く今回の「あいち2025」は、愛知芸術文化センター、愛知県陶磁美術館、瀬戸市のまちなかを会場に、国内外から多数のアーティストを招き、現代美術、パフォーミングアーツ、ラーニングなど、ジャンルを横断した多様な作品やプログラムを発信します。中東の詩人アドニスの詩の一節から着想を得た「灰と薔薇のあいまに」をテーマに掲げ、人間と環境との複雑に絡み合った関係を、地質学的な時間軸から考察し、破壊と開花のあいまにあるニュアンスに富んだ思考への道を模索します。
川端龍子展(愛知県)
開催日:2025年9月13日(土)~2025年11月3日(月・祝)
場所:碧南市藤井達吉現代美術館(愛知県碧南市音羽町1-1)
龍子は、自ら主宰した在野の日本画団体「青龍社」で”大衆と芸術の接触に展覧会の施設を礼讃する”とし、”会場芸術”を提唱します。時代性を感じさせるテーマを巨大なスケールで描いた大作は、人々を驚かせ、それまでの床の間芸術とは異なる新しい日本画のスタイルを確立させました。本展は、50年以上にわたった龍子の画業を紹介し、その魅力に迫ります。
https://www.city.hekinan.lg.jp/museum/event_guide/kikakuten/22672.html
●近畿地方
近畿地方(三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)の美術館でのイベント情報一覧です。※2025/8/4調べ
寄贈記念展 澤乃井櫛かんざしコレクション―美を継ぐ―(京都府)
開催日:2025年9月6日(土)~2025年10月13日(月・祝)
場所:細見美術館(京都府京都市左京区岡崎最勝寺町6-3)
細見美術館は、このたび、澤乃井櫛かんざし美術館より約5,000点の装身具の寄贈を受けたことを記念する展覧会を開催します。
本展では、尾形光琳や酒井抱一の銘がある櫛かんざしの優品をはじめ、世界各国の髪飾り、お洒落と実用を兼ねた筥迫・印籠・煙管入れなどをご紹介します。また、細見コレクションとの共演も見どころです。
https://www.emuseum.or.jp/exhibition/ex090/index.html
特別展「民藝誕生100年—京都が紡いだ日常の美」(京都府)
開催日:2025年9月13日(土)~2025年12月7日(日)
場所:京都市京セラ美術館(京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124)
思想家の柳宗悦、陶工の河井寬次郎、濱田庄司が京都に集うことで始まった「民藝」運動。木喰仏(もくじきぶつ)の調査旅行をするなかで議論を深め、1925年「民衆的なる工芸=民藝」という言葉が生まれました。
このたび、「民藝」という言葉が誕生して100年を迎えるにあたり、特別展「民藝誕生100年—京都が紡いだ日常の美」を開催します。
https://kyotocity-kyocera.museum/exhibition/20250913-20251207
山王美術館コレクションでつづる 女性画家たち展(大阪府)
開催日:2025年9月1日(月)~2026年1月31日(土)
場所:山王美術館(大阪府大阪市中央区城見2丁目2番27号)
本展は、山王美術館コレクションの中より、上村松園、マリー・ローランサン、三岸節子、片岡球子、4人の女性画家による作品を一堂に展示致します。
https://www.hotelmonterey.co.jp/sannomuseum/exhibition/202509.html
小出楢󠄀重 新しき油絵(大阪府)
開催日:2025年9月13日(土)~2025年11月24日(月・振)
場所:大阪中之島美術館(大阪府大阪市北区中之島4-3-1)
本展では、初期から晩年までの画業を各時代の代表作とともにたどり、楢󠄀重の油彩画の魅力に改めて迫ります。また、素描、ガラス絵、装幀、挿絵、随筆などに発揮された多彩な才能をご紹介します。
https://nakka-art.jp/exhibition-post/koide-2025/
BBプラザ美術館 2025年度コレクション展Ⅱ 日本画との対話―自然と人間(兵庫県)
開催日:2025年9月2日(火)~2025年10月26日(日)
場所:BBプラザ美術館(兵庫県神戸市灘区岩屋中町4丁目2番7号 BBプラザ2F)
今展では、四季折々の美しい自然に自らとの接点を築き、その中に在る人間の存在を描き出してきた画家たちによる珠玉の作品群を紹介します。
復活! 横尾忠則の髑髏まつり(兵庫県)
開催日:2025年9月13日(土)~2025年12月28日(日)
場所:横尾忠則現代美術館(兵庫県神戸市灘区原田通3-8-30)
2020年、コロナ禍により開幕直前で中止となった「横尾忠則の髑髏まつり」を再構成し、新たな祝祭をお届けします。
https://ytmoca.jp/exhibition_category/future/
MINGEI ALIVE -いま、生きている民藝(兵庫県)
開催日:2025年9月6日(土)~2025年11月24日(月・振)
場所:兵庫陶芸美術館(兵庫県丹波篠山市今田町上立杭4)
本展では、富本憲吉(1886-1963)、バーナード・リーチ(1887-1979)をはじめとする当館の現代陶芸コレクションの核となっている個人作家の器作品を展観しながら、当時、先鋭的なモダニストでもあった柳が見つめた民藝の本質について、現代の視点から再考することを試みます。
https://www.mcart.jp/exhibition/e3702/
特別展 奈良ゆかりの現代作家展 安藤榮作 ―約束の船―(奈良県)

開催日:2025年9月13日(土)~2025年11月16日(日)
場所:奈良県立美術館(奈良県奈良市登大路町10-6)
本展は、奈良県立美術館が開館以来初めて開催する、地元・奈良在住の現代作家の大規模個展です。
https://www.pref.nara.jp/68463.htm
●中国地方
中国地方(鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県)の美術館でのイベント情報一覧です。※2025/8/4調べ
永田コレクションの全貌公開〈二章〉北斎-「葛飾北斎期」「戴斗期」編(島根県)
開催日:2025年9月10日(水)~2025年11月3日(月・祝)
場所:島根県立美術館(島根県松江市袖師町1-5)
島根県津和野町出身の北斎研究者・故永田生慈氏より寄贈された県外不出の「永田コレクション」より、北斎の「葛飾北斎期」と「戴たい斗と期」(数え46~60歳頃)の作品を公開します。
https://shimane-art-museum-ukiyoe.jp/exhibition-2nd/index.html
アルフォンス・ミュシャ展~アール・ヌーヴォーの華~(広島県)
開催日:2025年9月13日(土)~2025年12月14日(日)
場所:ウッドワン美術館(広島県廿日市市吉和4278)
本展覧会はミュシャがデザインした、ポスター、装飾パネル、はがき、切手、紙幣、ビスケット缶など商品パッケージ、香水瓶ラベル、さらにデザインを学ぶ学生の教本として出版された『装飾資料集』など、その幅広い活動の軌跡と世界観をご紹介します。
https://www.woodone-museum.jp/exhibition_next.html
綺羅 ほしの如く―星野画廊が発掘した近代日本美術史―(広島県)
開催日:2025年9月6日(土)~2025年12月21日(日)
場所:海の見える杜美術館(広島県廿日市市大野亀ヶ岡10701)
このたびの展示では、風景画・花鳥画を中心とする第Ⅰ部(9月6日~10月26日)と、人物表現を中心とする第Ⅱ部(11月1日~12月21日)に分け、星野画廊が発掘した近代日本美術史をご紹介いたします。綺羅星の如く近代の美術界を輝かせた画家たちの作品を、どうぞご覧ください。
https://www.umam.jp/exhibition/%e7%b6%ba%e7%be%85%e3%81%bb%e3%81%97%e3%81%ae%e5%a6%82%e3%81%8f/
●四国地方
四国地方(徳島県、香川県、愛媛県、高知県)の美術館でのイベント情報一覧です。※2025/8/4調べ
所蔵作品展2025年度Ⅰ「徳島のたからもの」(徳島県)
開催日:2025年9月6日(土)~2025年11月30日(日)
場所:徳島県立近代美術館(徳島県徳島市八万町向寺山)
開館35周年を記念して、約1万点に上るコレクションの中から、山下菊二、伊原宇三郎など徳島ゆかりの作家の作品や、鳴門の渦潮、阿波人形浄瑠璃など徳島の風景、風物にちなむ作品のほか、サルバドール・ダリの版画集〈マルドロールの歌〉など、徳島の「たからもの」を一挙に公開します。
https://art.bunmori.tokushima.jp/article/0009210.html
大阪・関西万博特別連動企画「浮世絵の華-原安三郎コレクション-」(徳島県)
開催日:2025年9月6日(土)~2025年10月13日(月・祝)
場所:徳島県立近代美術館(徳島県徳島市八万町向寺山)
徳島出身の実業家、原安三郎(1884~1982)が蒐集した浮世絵コレクションの中から、徳島にゆかりの深い藍を用いた作品のほか、世界中の国々が参加し、国内外の人々が行き交う場としての万博というテーマを踏まえ、名所絵の大家、歌川広重の大作〈六十余州名所図会〉〈名所江戸百景〉などを紹介します。
https://art.bunmori.tokushima.jp/article/0009209.html
●九州地方
九州地方(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県)の美術館でのイベント情報一覧です。※2025/8/4調べ
橋口五葉のデザイン世界(福岡県)
開催日:2025年9月13日(土)~2025年10月26日(日)
場所:久留米市美術館(福岡県久留米市野中町1015)
本展ではこれまで紹介されてきた版画家としての活動に加え、五葉の〈グラフィックデザイナー〉としての仕事に注目し、『吾輩ハ猫デアル』をはじめとする装幀本、スケッチ・画稿、刷見本、絵画作品、新板画ほか、作品・資料約220点をとおして、優美で豊穣なる「橋口五葉のデザイン世界」をご紹介します。
https://www.ishibashi-bunka.jp/kcam/exhibition/20250913-2/
特別展 ベトナム、記憶の風景(福岡県)
開催日:2025年9月13日(土)~2025年11月9日(日)
場所:福岡アジア美術館(福岡県福岡市博多区下川端町3-1)
ベトナム戦争終結50周年を記念し開催する本展では、欧米列強による植民地支配と独立への闘い、難民の発生やグローバル化など、近代以降の世界の課題を絶えず経験してきたベトナム激動の100年を、ベトナムのアーティストによる美術作品やグラフィック約110点から辿ります。
https://faam.city.fukuoka.lg.jp/exhibition/23524/
ながさきピース文化祭2025 皇室の名品と長崎―皇居三の丸尚蔵館収蔵品展(長崎県)
開催日:2025年9月14日(日)~2025年10月19日(日)
場所:長崎県美術館(長崎県長崎市出島町2-1)
本展は、皇室ゆかりの美術工芸品などを収蔵・展示する皇居三の丸尚蔵館の収蔵品を中心に構成されます。とりわけ本展では、明治時代以降の長崎ゆかりの美術を収集、展示してきた長崎県美術館の活動に鑑み、約6,200件に及ぶ皇居三の丸尚蔵館の収蔵品の中から、すぐれた風景画家として名をのこした長崎市出身の洋画家、山本森之助の作品や、荒木寛畝の養子となって近代の日本画壇を牽引した大村市出身の荒木十畝の作品など、近代以降の長崎ゆかりの美術の一側面を物語るような名品の数々が並びます。
https://www.nagasaki-museum.jp/archives/exhibition_post/21831
