ふわふわでかわいい! パンチニードルで作る硬質カードケースデコ
雑貨店やバッグなどの小物を扱うアパレルショップだけではなく、ハンドメイド作品の即売会や通販サイトでもよく目にするようになった、推し活アイテム。中でもグッズや音源などの販促品やブラインド商品としても人気のトレーディングカードを持ち歩くための“トレカケース”は、推し活グッズの中でもメジャーなアイテムです。100円均一で販売されているトレカサイズの硬質カードケースを使った、硬質カードケースデコを楽しんでいる方も多く見られます。
今回はそんな硬質カードケースデコを、パンチニードルでやってみたいと思います。
作ってみよう
パンチニードル用の布に、硬質カードケースの型をとります。

型に合わせて、刺したいデザインの図案を布に書き込んでいきます。

出来上がりは図案が反転した状態になるので、文字やシンメトリーではないロゴマークなどのモチーフを入れたい場合は注意が必要です。文字やマークの部分は必ず反転させた状態で書き込みましょう。
図案を描いた布をフープにセットして、刺していきます。

布をフープにセットする際、図案の形が歪みやすいので、歪みが無いように調整しましょう。
指し始める前に硬質カードケースをあてて、歪んでいないか確認すると安心です。歪んでいる場合はフープの周囲にはみ出ている布を引っ張り整えます。
毛糸を複数色使用する場合は、色ごとに刺していき、次の色に移る際に色の境目の部分を大まかにカットをしてから隣り合う色を刺すと、ループにニードルの先を引っ掛けずに済むのでおすすめです。

刺し終えたらループをカットし、全体を整えていきます。


表面をカットし終えたら、刺した部分の周囲にのりしろとなる部分を残して布を切ります。

余分な布がはみ出さないようにするだけでなく、裏面へ折り返しやすいよう重なる部分を考えながらところどころに切り込みを入れておくと、このあとの作業がスムーズです。
裏面にボンドを塗り、先ほど切った周囲の布を内側へ優しく引っ張るように織り込んで貼付けます。

そのまましっかり乾燥させたら、グルーガンで硬質カードケースを接着させ完成です。

さいごに
完成がこちら。

我ながら大変かわいいのではないでしょうか?!
トレカの周囲をパンチニードルの毛糸がふわふわの額縁のように囲んでいて、トレカと奥行きが出るところがちょっと高見えしている気がします。今回は筆者の推しのイメージに合わせて落ち着いた色合いをセレクトしましたが、毛糸の色合いやデザインによってもっとポップにも更にシックな仕上がりにもすることが出来そうです。推しのモチーフのボタンや担当カラーのビーズで装飾をしてもかわいいですね。
推し活の一環としてパンチニードルでの硬質カードデコ、楽しんでみてはいかがでしょうか。