“推しカラー”を活かした 作品づくり
今、多くの方が「推し活」を楽しんでいます。
今回は推し活の中でも「推しカラー」にスポットを当てて、ハンドメイド作品の制作時のモチーフとして考えていきたいと思います。「推し」がいる方はもちろん、いない方にも触れやすい内容になっています。よかったら参考にしていただけると幸いです。
「推しカラー」って?
推しを表す色のことで、アイドルなどでグループユニット、メンバー個人に設定された色のことを推しカラーと呼びます。
ゲームやアニメの場合はキャラクターの髪の色や、作品によってはアイドル同様にキャラクター毎にメンバーカラーが設定されている場合もあります。
推し活の現場(イベントやコラボカフェ、コンサートや舞台など)でその色を身に着けることで、
推しへの愛を表現し参加する現場や「推し活」そのものをより楽しむ演出をすることが出来ます。
「推しそのもののモチーフ」と「推しカラー」は違う
「推し活」をする際に、対象(アニメ・ゲーム・アイドル・俳優…etc)問わず、好きになると推しにまつわるものを持ちたくなることはよくあること。推しの公式グッズももちろん対象になりますが、それ以外にも推しカラーのアイテムも推し活を盛り上げるアイテムとしてよく好まれます。
ハンドメイドのモチーフで特に販売を考えている場合、推し自体を表すキャラクターやロゴ、マークなどが入っているものは著作権や場合によって肖像権の侵害にあたるので、制作することはできません。
しかし、直接的なモチーフを盛り込まない、推しカラーを使った作品ならば制作することが可能です。
現場と普段使い、どちらのシーンで使ってほしい?
推しカラーは赤・青・黄・緑・白・黒・紫などベーシックな色味を採用していることが多いため、作品やグループの垣根を超えて推しの色が他の作品等で別のアイドルやキャラクターに採用されていることが多いです。
市販のアイドルの応援グッズでも共通のカラーとして扱われています。公式のグッズと手作りのアイテムを組み合わせて使用する場合もあります。
応援グッズ以外でも、アクセサリーなどの身に着けるものやバッグ、ポーチなどの普段使い出来る小物では推しカラーのアイテムについ手が伸びてしまうのがファン心です。筆者にも推しがいますが、推しカラーのキーホルダーやスマホケースをつい探したり購入してしまいます。
実際に購入される方の好みにもよりますが、現場で使うのならば少し大振りだったり見栄えのするアイテムが好まれ、対して普段使いはシンプルなデザインの方がパッと見て推し活のアイテムだとわからないと喜ばれることが多いかと思います。
特に対象(推すファン側)が大人の場合、公式のユニット名や作品名、キャラクターなどが大きくデザインされているグッズは普段使いし難しく感じます。推しカラーのアイテムでシンプルな物の方が普段も持ちやすく、生活の中で推しの存在を感じることが出来るでしょう。普段使いの推しカラーアイテムは、こっそり楽しみたいものです。
作品に取り入れる際も、現場で使ってほしいのか普段使いのアイテムとして使ってほしいのかイメージすると手が伸びやすく作品紹介のコピーにも盛り込みやすくなるかと思います。
推し活に役立つ、グッズをご紹介
オリジナルグッズを作るのに役立ちそう! 自分でも製作が出来る方は、このチャームに推しカラーを+してさらにアレンジが可能で嬉しいですね(*´▽`*)さいごに
使用シーンを考えながらの作品作りの中でも、少し絞ったシーンとターゲットで書かせていただきました。
作品を制作する際の色味を考える際に役に立てていただけると幸いです。