ヨネ子と巡る モノ作りの旅!アラビア編 エピソード5 アブダビの歴史と文化に出逢う!
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エミレーツパレスホテル見学
兼ねてから行ってみたかったエミレーツパレスホテルで友人たちと待ち合わせをしました。
早めに到着したため中を見学。
しかし、あまりの美しさに圧倒。ヨネ子も控えめに撮影です。
エミレーツパレスホテルとは、約30億円の建設費をかけて、3年間かけて建築された美しいホテルです。



ちょっとヨネ子もよそ行きのような顔をしていますね。
さぞかし宿泊もお高いのでしょうと思いますね・・ぜひお値段と施設についても調べてみてください。
エミレーツ 宮殿ホテル マンダリン オリエンタル アブダビ
UAEの歴史を探索!
こちらを少し見学をして、次に向かったのは、アブダビの文化遺産村。
アラブ首長国連邦の歴史がわかる場所です。
50年まえは、砂漠しかないような町が、発展し今のような近代的な都市と歴史的な都市が混ざり合う
国になった歴史がよくわかります。
当時の家なども展示されています。

そして・・実は遠く離れたこの場所と日本は深い関わりがあります。
今のように、石油が採掘されていなかった時代。この地域の産業は何だったと思いますか??
石油が昔から発掘されていたわけではないんですよ。
それは、真珠。この地域では
天然の真珠が採取され、世界中に輸出されていました。
しかし・・その産業は あることをきっかけに廃れていきます。
そして、非常に国自体が貧しくなってしまいます・・・よって、20年もの間大変につらい思いをすることになります。
それは、日本の養殖真珠の登場。
品質も粒ぞろいもよい日本の養殖真珠が世界中に・・
そのため、アブダビでは、【日本が偽物の真珠をつくったせいで産業が廃れました】と学校でならうようです(;^_^A
しかしかといって、日本を恨んだりはしていません。
そして、かえってそれがよかったのかもしれません・・・
ある時 石油が採取できることが判明。そして、国は豊かになっていきます。
そこで腐らずに、がんばったところがとてもすごいと私は思います。
【ないこと】が次のアイデアを生みだすきっかけになっていきますよね。
ちなみに アブダビは石油がでます。ドバイには石油は出ません。
そのため、ドバイは、資源に頼らず、人を呼ぶような工夫をし、今のような姿になったそうです。
結果だけみていると、まるで元からセレブで、石油がでて、アラブの王様はおいしい思いをしているんだろうなんて
思ってしまうかもしれませんが、どの国も 涙ぐましい努力をし、発展しているんだなと私は思いました。
そして、砂漠と海がどんどん発展していく写真を見て感銘を受けました。
そしてすごいなと思ったのです。都市を作ることではなく、ここに街を作ろうとおもって、それを実行した歴史が素晴らしいと思いました。
この国にいると私は、ワクワクしてくるのですが・・それは、未来への可能性が詰まっているからかもしれないです。
そんな意味もあり、今後まだまだ発展をするこの国で、仕事をし、日本の作家さんの作品などを展示する機会を
つくり、前へ進んでいく空気を日本にいる方に体感してほしいと思っています。

ブレスレット作りを実演してくださいます。あと800円くらいのブレスレットを購入したら
アラビアコーヒーとかデーツとか色々ご馳走になりました。
アラビアコーヒーはちょっとピリッとしてとても美味しいです。

各国からもらった賞状とかトロフィーとか・・けっこう無造作に展示されてました(笑)

外にはラクダもいます。地面の砂は砂漠の砂です。

とてもお利口な馬と記念撮影。
ちなみに、私は今回 現地在住の方に連れていってもらったため移動もとてもスムーズでした。
初めての方は、現地のオプショナルツアーがおすすめですよ。
といっても・・タクシーも安いし・・治安も良いので・・英語が少しでも話せれば個人行動でも全然大丈夫だと思います!
海外のオプショナルツアーはこのサイトをよく利用している方が多かったです。
ぜひ参考にしてください。
KKday
地元の人御用達のフィッシュマーケットへ!
さて次に私たちが向かったのは、フィッシュマーケット。こここそ、ガイドブックには載っていない地元の方の案内だからこそいけた場所です。
魚を購入し、お願いすれば調理もしてくれます!!
ちなみに魚は謎の魚もいますが、日本の半額以下・・・しかも新鮮でおいしいのです!
ちなみにここでも、スーク同様の交渉は必要です。
感じが良い人を見つけて、一周回ってまた来るよと伝え、また来ると、本当に来てくれたということで
ちょっと安くしてくれたりします!!
煮干しみたいなものとか、干物みたいな魚も売っています。


日本でなんという名前か忘れましたが高級魚を2キロ分 購入! 採れたてイカも購入!
レストランで調理してくれます。
ちなみに・・とても美味しかったです。
コメと味噌汁があればもっと最高でした・・・
美味しいデーツが売っている市場に連れてってもらい、その場を後にしました。

グランドモスクへ
朝から色々満喫した私たちは、一旦それぞれの宿に戻り、一休み。
なんだかコメと味噌汁パワーがないと・・力が入りません。疲れぽくなってきます・・
思えば・・中東8日目です・・
足りないのが日本食!とにかくコメと味噌汁が食べたい!!と話をしたら・・
ありがたいことに夕ご飯、現地在住の方が日本食を作って下さり、私は久しぶりに コメと味噌汁でパワー復活したのでした。
次回からは レンジでチンするお米かお粥か味噌汁は必需品ですね。あとお箸・・

さて・・夕暮れになり、グランドモスクへ出かけます。
圧巻の大きさのモスクです。
ほんと見事なイスラム建築で、ただただすごい という言葉しか出てこない場所です。
夜になるとライトアップされ、より幻想的です。
こちらはモスクなので、男性は半ズボンはNG.
女性は、くるぶしまで隠れる服、長袖、そして頭には布を巻かないといけません。
イスラム教徒の皆様にとっては大変神聖な場所です。
なので見学する私たちはきちんと規則にのっとり、マナーを守りまわります。
ちなみに、ヨネ子と外で撮影されていたら、
外はいいけど中はダメって言われました。あと、写真を見せてくださいと言われ
問題なさそうな写真だったのでOKでした。
モスクの中でカップルが寄り添って写真撮影してたりすると警備員が飛んできます。

門みたいなところに、ヨネ子の身体をはめた写真を撮影したかったのですが・・きっとダメですね。反省。

タイルもすごい!!

左右対称の美しい世界。

電球が切れたらどうやって交換するんだろう?と思ってしまったシャンデリア・・庶民の発想ですね(笑)
今回は2回目だったのですが、グランドモスクはすごい!
私は、今回 ラマダンを避けようと思いスケジュール設定をしました。
この日は3月4日だったので・・あと1週間くらいでラマダンが始まろうとしています。
太陽が昇っている時は断食をするラマダン。
これって、きっと大変なんだろうとか苦行なのかなって思ってしまいますよね。
でも実は、ラマダンはそうではなかった・・・
日本にいると、なかなか知ることがなかったラマダンとラマダングッズのお話しを次回はしますね。
それで今回の中東レポは終了です!
また次回もぜひご覧ください。