この記事を読むメリットは以下の通りです。
- スランプの抜け出し方が分かる
- スランプの悩みを解決できる
5つの事例をご紹介 創作の壁にぶち当たった時の対象方法
なんだか制作が上手くいかない。作品がいつもより魅力的に感じられない……そんな風に考えてしまうスランプは、創作活動をしていると誰しもがぶつかる壁。
今回はスランプの壁を乗り越えるヒントを一緒に考えていきたいと思います。
違うジャンルのものを作ってみる
1つ目の方法は、違うジャンルのものを作ってみること。自分が一番作りたい作品のジャンルやテーマに向き合うことはとても大切ですが、常に向き合い続けるのは骨が折れるものです。
そんな時は他のジャンルのハンドメイドに触れてみると気分転換になります。
普段アクセサリーを制作しているのならば、絵を描いてみたり、コラージュなどの紙工作や、いつも作らない料理を作ったり、でもOK。
普段の作品づくり以外で「作るって楽しい」と改めて感じることで、気持ちが切り替えられ、作品の制作を再開する際に手を動かすことのハードルが上がらずに済むという利点にもなります。
販売イベントに足を運んでみる
少々荒療治ではありますが、ハンドメイド作品の販売イベントに足を運んでみてはいかがでしょうか。
イベントでは多くの作家が参加し、各々の「好き」が詰まった作品を販売しています。
楽しそうな人を見ることで「何か作りたい!」「イベントに出たい!」とあなたの中の「作りたい」欲が刺激され、くすぐります。
その刺激が上手くいかないと落ち込んでいた制作のモチベーションをアップさせ、少々強引ですがスランプを脱出するきっかけになるかと思います。
作品と関係ないものをたくさん見る
ジャンル問わず精力的に活動されている作家さんの中には、インプットの量がとても多い方がいらっしゃいます。インプットにより様々な外的な刺激を得ることは創作活動に有益です。
マンガや映画、音楽、旅、インプットする対象は人それぞれですが、気晴らしになるだけではなくスランプを「今はインプットを増やす時期!」と割り切り肩の力を抜くことで、かえって思いがけないアイデアと出会えるかもしれません。
一旦距離を置いてみる
制作のことを考えない。
一旦距離をとってみるのもスランプを脱する方法のひとつ。
敢えて距離を置いて休むことで、自然と「作りたい」と思えるようになったり、久しぶりに制作をした際に「あれ?思ったより調子がいいな」なんて思ったりするかもしれません。
注意点として、期間を決めないと制作に戻りにくくなってしまうので、距離を置く期間を決めておきましょう。
制作に対する思いが強く、力が入りすぎている時期のスランプには特におすすめです。
スランプを抜けるまで苦しくても作り続ける
一番つらい方法かもしれませんが、スランプを脱するまでとにかく制作を止めないという方法もあります。
ハンドメイドではありませんが、筆者はこの方法で執筆のスランプを脱した経験があります。
しかし書き続けていた時期はとてもつらかったので、あまりおすすめの方法ではありません。
ポイントはこの時期に制作した作品のクォリティは考えないこと。「作る手を止めないこと」が最優先なのでクォリティは二の次です。
「スランプ」だと極力意識せず極力気軽に制作に取り組み続けましょう。
さいごに
どの方法が自分に合っているのかは、スランプの度合いや制作に対するスタンスなど十人十色。
共通して言えるのは「肩の力を抜く」こと。
制作に力が入りすぎると空回りしてしまうことがあります。その空回りが発端で、悪循環に陥りスランプに……という場合、スランプから脱すること自体にもあまり力は入らない方がいい。
肩の力を抜いて、スルっとスランプから抜け出して作品作りを「好き」「楽しい」と感じられる余裕を取り戻していただきたいと思います。