ふたりの記念の写真のために 100均造花を使ったブーケ制作体験レポ
こんにちは、いつもコラムを書かせていただいている椎名トキです。私事ですが、長らく生活を共にしてきたパートナーと、昨年秋に自治体のパートナーシップ制度を申請、受理されました!
それに伴い、カジュアルな記念撮影をすることになり、ここぞとばかりにものづくり欲を爆発させてしまったので、今回は撮影用に作成したブーケの制作レポートをしたいと思います。
材料
・造花 13本
・フラワーテープ
・輪ゴム
・布(白サテン)
・布(レース)
・フラワーピック(こうさぎ)
・ニッパー
・両面テープ
造花、フラワーテープ、輪ゴムは全て100円均一で購入、フラワーピックはディック・ブルーナ公式の「FLOWER Miffy」にて購入しました。布類は自宅にあった素材を使用しましたがどの手芸店にもあるような一般的な素材かと思います。
作りたいと思ったきっかけは、撮影のポージングやシチュエーションの参考にPinterestで画像を収集していた時でした。結婚式の前取りの写真として素敵なブーケの写真もたくさん流れてくるので、それを見ているうちに「これって作れるのでは?」と思ってしまったことがきっかけです。作れるのでは?と思うとやってみたくなるのはものづくり好きのサガですね。
色選びのポイント

色々な方のグリーン系や白を基調としたブーケが特に素敵だなと思ったので、写真の通り淡いグリーンと白を基調に作ることに。
ポイントは白の色味を合わせることかなと思います。同じ白でも、布においての白はパキッとした青系の白とクリームに近い黄色系の白とがあります。今回はグリーンと合わせた時に柔らかい印象にしたかったので黄色系の白を使うことにしました。
100均で選ぶ際、その場でざっくりと束を作り、
・花の色味の相性
・色味の統一感
・造花のクォリティが低いものが混ざってないか
・花の大きさが均一すぎないか
あたりを確認しながら選定。グリーン、白のどちらも一種類の造花で組むのではなく、それぞれ色味の近いものを複数種類ずつ選ぶと、組み合わせが単調にならずきれいに仕上がります。
作り方
造花は花一本だけのもののほか、茎の付け根の部分が1本でそこから複数の茎と花がついているものがあります。後者のものを使うと1本文の値段で複数本の花がついていてお得ですが、そのまま使用すると同じ種類の花が一か所に集まってしまい、せっかく同じ色味で複数種類購入していてもあまり意味がなくなってしまいました。なので今回は茎が複数本ついているものは、茎が分かれている部分からニッパーで切り離しました。
その際、束にした際に邪魔になりそうな箇所や付け根に近い葉はカットして量を減らして置きました。花屋さんで販売しているブーケの花も葉があるものは少ないので、それに倣いました。
全体のバランスを見ながら束にして、輪ゴムで仮止め。フラワーテープで茎の部分を念入りに巻きます。フラワーテープを使ったのは初めてで扱いが難しく、悪戦苦闘。強く巻こうと引くと直ぐに千切れてしまうので、なれるまでに少し時間がかかりました。
その上からテープ部分が隠れるように包みながらカットしたサテンの布を巻きます。巻く際布の端に両面テープを貼り、フラワーテープの上に貼り付けます。その上から更につなぎ目を覆うようにレースの布を一周巻き。これも鏡面テープで付けました。
さいごに太いリボン状にカットしたレースでリボン結びをして、ブーケにフラワーピックをぐっと差し込んで出来上がりです。
さいごに
こうして出来上がったブーケ、がこちら。

思っていたよりも出来がいいのではないかと思います。ポイントはブルーナのこうさぎのフラワーピックに合わせて、一番奥にある背の高い二本の花でうさぎのみみを表現しているところ。
苦戦した部分もありましたが、造花を使ったフラワーアレンジメントはなかなか楽しいハンドメイドでした。
お家のインテリアにも応用できると思いますので、気になった方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

