【おとなの工房見学】-群馬・卯三郎こけし-
目次
WARASHIBE
卯三郎こけしさんとの出会いも不思議なご縁。
はじめにそのご縁のお話をさせてください。
元をたどれば、ある・みるの統括責任者であるゆみさんがこけしに興味を持ちだしたことがきっかけでした。
2月のこだわりの材料展に連れてきたこけしのヨネ子https://www.instagram.com/yonekokokeshi/
そのままドバイ出張のお供にして、ヨネ子愛を育んでいた頃、私は友人から「面白い人がいるから一緒に会ってみない?」と声をかけてもらっていました。
お会いしたのは橋口憲隆さん、現在、会社を経営しながら大学院で学び、いろいろな環境の人が、雑談のように気楽につながれるネットコミュニティ「WARASHIBE」を立ち上げ、緩やかで参加しやすい地域コミュニティを作ろうとされています。
WARASHIBEは、気になるキーワードなどからも気楽につながって交流しようというもので、最近気になるキーワードについて、たまたま私がゆみさんを思い出し「こけし」と話したところ、お仕事で長年のつながりを持つ卯三郎さんを橋口さんが紹介してくれたのです。
※WARASIBEのURL
https://warashibe-story.com/
伝統こけしと創作こけし
こけしには、伝統こけしと創作こけしがあるのだそうです。
そして、群馬県は創作こけし発祥の地なのだそう。
ちょっと調べてみました。
「こけしというと、円筒形の胴体に丸い頭がついた細目の伝統的な木人形を思い浮かべますが、こけし業界ではこのこけしを「伝統こけし」と分類します。
一方で、前橋で作られるこけしは「創作こけし」に分類され、伝統的なこけしのイメージにとらわれず、職人の創造性が形、色、表情に忠実に表れる点が特徴です。」
出典 前橋まるごとガイド https://x.gd/AwrNN
卯三郎こけしの世界
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当日は春の嵐を思わせる強い雨かぜの悪天候。
小走りにお店に入った途端、私たちをやわらかな木の香りが迎えてくれました。
一つひとつ丁寧に磨かれたこけしの木肌はつややかです。
想像していた民芸品のこけしとは一味違う、ムーミンやスターウオーズなどのキャラクターこけしや、かわいいおかっぱの女の子、卵のようにまあるいこけしなど、卯三郎こけしの世界観に心躍ります。
こけしは森
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初代卯三郎さんの孫にあたる 岡本弘行さんが自ら案内をしてくださいました。
(キャプション:ヨネ子と卯三郎こけし。無理なお願いにも対応してくださった岡本さん)
こけしに使われる木材は主にこの4つ、
サクラ
ケヤキ
ミズキ
クリ
東北ではミズキが多いそう。
それぞれに特徴があり、作品や作家さんによって使い分けられているようです。
ちなみにヨネ子は、ここにはないメープルらしい。(実にヨネ子らしい(笑))
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(キャプション:岡本さんとゆみさん)
敷地に積まれたたくさんの木材。
皮をはぎ、状態をみながら室内で2年以上乾燥する。
森から運んだ木材は、こけしになるまでに長い時間と手間がかかります。
自然豊かな群馬の森そのものがこけしの原点。
![](https://arumiru.com/app/uploads/2024/05/15141806/44.jpg)
共に生きてきた森から、こけしという新たな命を創る。
木と対話しながらパーツを切り出し、
丁寧に磨き、細かい調整を行い、着色をほどこす。
自然の恵みに感謝するからこそ、その一つひとつの工程を大切にし、
木を慈しみながらの作業される姿が印象的でした。
![](https://arumiru.com/app/uploads/2024/05/15141840/777.jpg)
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是非、卯三郎こけしをご覧ください。
群馬県北群馬郡榛東村にある本店の2階には、
こけし博物館があり、初代卯三郎さんの作品をはじめ、創作こけしの歴史を間近にみることができます。
卯三郎こけし
https://usaburokokeshi.com/
こけし屋『卯三郎の孫』
https://www.surge.co.jp/
![](https://arumiru.com/app/uploads/2024/05/15141909/88.jpg)
PERSON
![ふぅ](https://arumiru.com/app/uploads/2023/12/20085335/MicrosoftTeams-image-2.jpg)