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材料収納

ものづくりをしていると、意外と皆困るのが材料の収納の仕方ではないでしょうか。材料が余ってしまったり、使わないものを取っておいたら、いつの間にか材料がパンパンに溜まってしまうのも、よくあることかもしれません。ここでは私が普段実践している材料収納術についてご提案したいと思います。

 

布は色ごとに分ける

私は普段洋裁をすることが多いので、余った生地が大量に残ってしまうことがあります。洋裁では、様々な色や柄、素材の生地を使いますよね。一時期は余った生地はまとめて大きなカゴに一緒に放り込んでいましたが、それでは生地を探す時に面倒なので、箱に色ごとに分けて収納することにしました。

私の場合、箱は同じ大きさで同じ形の組み立て式のダンボール製のものにしています。同じ形だと統一感が出ますし、積み上げたり置いたりしやすいメリットがあります。箱は百均のもので十分だと思っています。組み立て式でダンボール製を選ぶのは、いざ箱が邪魔でいらなくなった時にすぐに潰せて捨てることができるからです。

できれば素材ごとにも分けられると良いのですが、そこまでやると大雑把な私は逆に面倒になることもあります。色ごとに分ける箱は6個ほどに決めていて、黒・白・赤・青・黄色・緑にしています。箱にはマジックで色名を書くだけでも良いのですが、私は使っていない好きなキャラクターの付箋に色名を書き、糊で貼り付けて箱を分けています。

小・中くらいの箱に収まる程度の布は、私はこうして収納しています。同じような色をまとめて入れておくと、その色や柄が必要な時にすぐに引っ張りだせますし、在庫を確認しやすいです。

もちろん、余裕があればその中で素材ごとに分けるのも良いでしょう。素材を大事にする人は、先に素材ごとにまとめておいても良いですね。これはお好みで決めてみましょう。

 

色々なハンドメイドに挑戦したい場合も箱に分ける

私は洋裁もやっていますが、粘土やレジンなどもやっています。前はもっと様々なハンドメイドに手を出し、在庫がごちゃごちゃになってしまいました。そんな時にも便利なのが百均の組み立て式段ボールです。私は同じ形の中くらいサイズの箱をまとめて10個ほど購入し、ハンドメイドの素材や技法ごとに分けました。するとやはり収納しやすいですし、統一感も出てすっきりしました。ただ大きめサイズを買うと、大量に材料がある場合はOKですが、それほど材料がない場合はスペースが余ってしまうので、注意が必要かもしれません。

 

置き場所がない場合は壁掛けポケットを利用してみよう

ハンドメイドの材料がいよいよ大量になってしまい、断捨離してもまだある場合は壁掛けポケットを利用するのも便利です。これも私は百均で購入しました。意外と沢山入りますし、ポケットごとに素材を分けると取り出しやすいです。

 

材料でいらなくなったものは一旦保管してアートに活用してみる

収納していくうちに要らなくなったものや使い道がなくなったものも出てくると思います。そういったものは、捨ててスッキリさせるのが最良なのかもしれませんが、とりあえずまとめて一つの箱に保管しておくのも一案です。そのうちに使うシーンがあるかもしれませんし、私の場合は個人的にですがアートもやるので、立体コラージュの材料にすることもあります。立体コラージュは、失敗したハンドメイド作品を使う時もあります。もしアートに興味がある人は、収納しきれないものはアートに活用することも考えてみると面白いかもしれませんね。

 

ハンドメイドは面白い趣味ですが、材料の収納は永遠の課題です。スッキリさせながら快適にものづくりができるよう、以上のアイデアが少しでも参考になれば幸いです。

(ライター ぬい)