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ハンドメイドイベント出展時に集客できるディスプレイとは

ハンドメイドイベントへ出展する際の悩みのひとつがディスプレイ。

特に大型イベントの場合はディスプレイに失敗してしまうと他の参加者のブースに埋もれてしまいます。無名であればあるほど大切なお客様が思わず足を止めたくなってしまうポイントを5つ紹介いたします。

ポイント①世界観の統一

陳列する作品の商品の世界観を統一するとともに、ディスプレイも作品の世界観に合わせましょう。
例えば作品がお花や植物をモチーフとしたナチュラルな世界観であれば、ディスプレイに使用する棚などに木材をしようしたり、飾りつけに造花やドライフラワーを用いると世界観が統一出来ます。世界観を統一することで、その世界観が好きなお客様の目に止まりやすくなります。

 

ポイント②高さ

多くの会場で使用・レンタル可能な机は高さが75㎝程の会議用の机です。会場内を歩いて回る都合上、小さなお子さん以外は見下ろすことになり、クロスの上に平置きをするだけでは目に入り難い状態になってしまいます。そのため“高さ”はディスプレイの重要なポイントです。

コルクボードや卓上のパネルを使用し陳列すると、商品自体が目線に入りやすくなります。
その上でお客様が手を伸ばしやすい手前側は平置きにするなど高低差をつくるとより効果的です。什器は専用のものだけではなく、100円ショップの商品を組み合わせたり、自作しても構いません。商品の世界観に合わせて「どんなショップにしたいのか」明確にイメージして準備をしましょう。

ポイント③アイキャッチ 

イベント会場内でのお客様は通路を歩きながら自分の好みの商品・ショップかどうかを通過する数秒の間で判断をしています。

歩きながら目に留まりやすくするためには、アイキャッチになるアイテムの設置がおススメです。
アイキャッチが目に留まることが出来れば、アクセサリーなど商品自体が小さい場合でも足を止めてもらうことが可能です。

アイキャッチは単に目立たせるのではなく、世界観が一目で伝わることが大切。ショップのロゴや大きく目立つ商品、商品のポスターなどを有料の背面パネルを使用してアイキャッチにしている作家さんも多く見られます。

 

 ポイント④アイキャッチ以外の仕掛け

アイキャッチ以外の部分で足を止めてもらう仕掛けを用意することも有効です。

例えばオリジナルキャラクターのグッズの販売の場合、キャラクターを模した帽子を売り子さんに被ってもらったり、ボードなどに「なんだろう?」と思わせるコピーを書いて掲示するだけでも足を止めるきっかけになります。

ショップの世界観とバランスが取れてさえいれば、商品自体と一見関係ないことであっても目に留まる仕掛けになります。

 

ポイント⑤手に取りやすくする

手に取りやすくするコツのひとつは、自信がある商品をお客様の手に取りやすい位置に陳列することです。
パッと見て商品がわかるように考えながら並べるといいでしょう。クリアの袋などで梱包し陳列する場合は、素材や質感の確認用として見本を用意すると親切です。 

アクセサリーなど身につける商品は、鏡を用意することも忘れずに。置き型以外に手鏡も用意しておくと複数のお客様へ同時に対応しやすくなります。

 

さいごに

この5つのポイントを具体的に実践する際、特に初めての出展参加の場合は自分が参加していない時にハンドメイドイベントに足を運ぶことをおススメします。
実際に思わず足を止めてしまったブースがどんなディスプレイをしているのか、参考になるかと思います。
その際は丸ごと真似をするのではなく、あくまで自分の作品とショップに合わせて参考にしましょう。
ポイントを上手に押さえてイベントへの出展を楽しんでくださいね。